2014年11月20日木曜日

追兎・北急JV 自動運転レイアウトを作る(81)鉄道用信号機の再改良


ここ数日、ハーフピッチ基板との格闘をしていました。

 普通のユニバーサル基板とかのピッチは2.45mm。それを1.27ミリのピッチに一挙に小さくします。

 なんでかといういうと、やりたかったことがあるのです。

 SE8Cという信号制御ボードからの週力は2.45ミリの10ピンフラットケーブル。これをCRDでLED用に電流を制限して、2基の3灯信号に分配するんだけど、

 分配のところが困る。フラットケーブルそのままだと格好悪いし、かといって自作信号機から伸びたエナメル線をそのままベース下に下ろすのもいい感じがしない。

 そこで、10ピンケーブルをハーフピッチの10ピンフラットケーブルにしてレイアウトの地表に出そうと。

 出したあと、レイアウトの地表で分配すれば、弱点になりそうなエナメル線の距離を可能な限り短くできる。

 という目論見でハーフピッチの世界に手を出しました。


 で、よくあるうまい人の製作記見てると、ここでちょっと秋月電子に寄って…となるところが、うちは田舎なので秋葉原なんかいけません。もちろん通販です。送料のほうが電車賃より安い。

 届いて、開梱してみてみると、

 ちっさ! すごくちっさ!



 ハーフピッチのものはなにもかも小さいのです。

 これで組めたら、結構隠しやすいなあ。あるいはもう一部は見えてても模型的にはカッコイイかも。


 というわけでハンダ付けです。使うのは愛用の白光のハンダコテセット。普通に買うと高いけど、amazonで爆安だったので購入。

 すごく作業効率が高くなります。すぐあったまるし、温度お知らせランプとかあるし。最高です。


 温度調整も可能。すごく便利。

 

 コテ先も極細にします。チョイ割高だけど、あるとないとじゃ大違い。腕の悪さを道具でカバーです。この値段でカバーできると思えば安い。

 で、こんなかんじ。

 



 ピンのアサインは変えません。ただピッチをハーフピッチに切り替え、そしてCRDを入れます。

 CRDはうまくつければ抵抗計算もいらないし、ダイオードと一緒にいれれば不測の事態にも耐えられるそうです。(電気工事士免許持ってるY氏に聞いた)

 で、この灰色のハーフピッチ10ピンをレイアウト上にだします。



 そして、そこでレイアウト上の回路。

 黄色いマスキングテープで抑えてあるのがそれです。

 もうちょっと小型化できるんですが、1つの10ピンで3灯信号2つ制御できるので、この写真の信号機にもう1基追加できるようにターミナルを作ってあります。

 あ、でもそれならもう一個もターミナルにすればもっと小型化できるな……。あとで気づいた。

 ま、これは試作品です。これを風景の中にどう溶けこませるかも作りどころ。

 これの利点は、信号機のメンテナンスが容易になる。LEDは耐久性が十分あるんだけど、やっぱりエナメル線ぶらぶらは心配。だけどこれなら10ピンハーフのケーブルを外せば、ポン置きで信号機が使える。だから今回の信号機はまだ塗装前に点灯させて、こんなかんじに写真まで撮ってる(ヒドイ。


 で、ここまでの風景を見る。

 全然回路が目立たない。まあ、他のストラクチャーも工事中感満載だからかもだけど。



 天神前交差点から。回路は全く見えない(あたりえまえだ)




 レイアウト全体が賑わってきました。



 明かりを落とすとこんなかんじ。構内の赤信号って、こう並ぶと旅情というか旅愁というかが漂うよねえ。

 はやく左側の新規着工頭端駅、電鉄宝塚駅も電飾せんとなあ。


 工事中の写真。作業中はしかたがないのである。頑張っても結局無理でした。


 とにかくチャレンジあるのみ。回路の増産のまえに、改善をドンドン進めていきます。


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