2016年1月26日火曜日

今さら告知・「ぱぱのでんしゃ改2」出してました。

作者自身が忘れてるってどうよ。


ぱぱのでんしゃ(改2)』 米田淳一著

これ出してました。話としてはうちの架空鉄道・北急電鉄の話です。

敏腕リストラ屋が社長になって、経営改革に名を借りて鉄道会社の清算をしてしまおうとするんだけど、それが偶然からテツになってしまい、鉄道員と鉄道趣味を共有していく中で、鉄道会社の真の再生を目指すようになるという話。

ぶっちゃけ、鉄道趣味版「釣りバカ日誌」という話だったんです。モデルにしたのは一番悲惨な頃の西武と小田急。でも今はどっちも良くなってるからねえ。とくに西武の経営が傾いたあたりが舞台。

で、この話、「鉄研でいず」にも関わるんですよ。北急電鉄でてくる。鉄研のある高校の最寄り駅の鉄道が北急電鉄。ほんとは小田急なんだけど、小田急さんにメーワクかけらんないから。

というわけで、「鉄研でいず2」の最終話は北急電鉄工場の見学の話になってます。「鉄研でいず2」にはこの「ぱぱでん」の樋田社長と鉄研総裁が会うシーンもある。そこらへんも見どころかも。

私の話は全部つながってるんです。道真異聞から織田邪弓隊、このまえの短編集に入れた幕末の話、そして架空戦記、現代もの、そしてプリンセス・プラスティックまでつながってます。全体でもでかい物語になるようにしてます。




で、この話ができたということは、この北急を舞台にした鉄道員お仕事ものの短編が出せるということに。

実はキムタク主演の飛行機ドラマ「GOOD LUCK」ってのが昔あったの。それに感化されて来島という若い運転士を主役にした短編シリーズ書いてたんです。話数メチャメチャあるんですけど、それもリリースできるかもという。

表紙もできてて、BCCKSに組んで、今校正作業中。


 表紙はこれからさらに変わるかも。

 ちなみに、これにも収録するけど、このシリーズの作品「記念運転」が群雛に載ってます。2015年02月号(別冊群雛)です。


Amazon.co.jp: 別冊群雛 (GunSu) 2015年 02月発売号(1周年記念号) ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~ 電子書籍: 晴海まどか, 君塚正太, 和良拓馬, 夕凪なくも, 絵空, 神楽坂らせん, 小林不詳, 米田淳一, Cot, 鷹野凌: Kindleストア

 年末年始の運転風景、そして北急電鉄に導入される自動運転システムと熟練運転士の対決。

 2016年1月26日現在、この群雛が99円セールになってます。ぜひこの機会にどうぞ。

 ちなみに2014年から2015年にかけて、群雛で勝手に年末年始作戦やったんですよー。

Amazon.co.jp: 月刊群雛 (GunSu) 2015年 01月号 ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~ 電子書籍: 鈴木みそ, 夕凪なくも, 小林不詳, ハル吉, 竹島八百富, 米田淳一, 初瀬明生, 青海玻洞瑠鯉, 婆雨まう, 鷹野凌: Kindleストア

 これに載せてもらった「夢二夜(ゆめふたや)」、初夢テーマで「芝浜」っぽくやったんです。この時、ほんと楽しかったなあ。この号も今のところ99円セールです。ぜひ。



 すっかり参っていて、自著が出てるのにそれ忘れているという。だめじゃん。


2016年1月20日水曜日

短編集「短編の森2008-2015」発売。

短編集を出しました。





短編の森2008-2015』 米田淳一著

BCCKS以外でももうすぐ発売の予定です。


いろいろあったけど、わたしはげんきです。

2016年1月7日木曜日

事故調査報告・軌道要塞カヤ99系(ATZ)脱線について(中間報告)


うちの軌道要塞、

どうにもカーブで脱線通過不能になる事案がある。

というわけで、原因究明。


R280で検証。


結構きつくオーバーハングする。


ここもあたりそうだなあ。


やばいよねえ。



というわけで、R280のワイドレールに側壁をつけた試験線を通過させてみた。


あれ?


あれ?


あれれ?


あたってない。


これも。


これも。


確かに24系客車とセンターピン間距離を合わせてあるので、

原理的には当たんないんだよね。

当たるとしたら普通の24系客車もあたりまくるし。


で、24系客車を手で持ってみたところ、


あれ、重たい。


というわけで、車重計測。




ぜんぶ19グラム。


で、24系。


35グラムもある!!

16グラムも差がある。

ざっくり24系の半分しか重さがない。


で、これで台車の進路割り出すのに接触部があるわけだから、


たしかに進路割り出せないわけだわ。

しかも脱線したところは毎回、側壁付きのカーブと、カーブからバリアブル線路に入ったところ。


これにかなり高い位置に重たい砲塔を載せているためトップヘビー。

つまり、軽量過ぎて走行不安定なところに

トップヘビーが加わり、

なおかつ線路面の普通なら許容すべき段差で、

バランスを崩して、脱線。


そんな分析をしました。


まだ中間報告ですが、

重しをまず足すところからやってみようと思います。


ちなみに最後尾の戦車砲車両の幅が広すぎてホームにあたって脱線の問題は解決済み。


こうやって脱線事故の可能性を一つ一つ潰していきます。

R280の内側にはR243があるのですが、

これは側壁ついたんだろうか。

まあ、考えます。



走れない模型はただの模型ですから。

走ってこその鉄道模型、と思ってます。

そこにこそ、苦しみと、走り抜ける喜びがあるのです。



2016年1月4日月曜日

年越し鉄道模型強化合宿2016!




毎年恒例、年越し鉄道模型強化合宿、開催。


大晦日、猛者の来訪を待つ。


我が家で合宿開催。

さっそく秀逸なウェザリングについて講習を受ける。

あと、チップLEDのY技研式配線法講習。

猛者、やったことなくても、はじめてやってみて100%成功。恐るべしY技研式。


秀逸な再現。マークの消し跡まで作ってある。


この繊細なウェザリングのやり方も聞いた。

つや消しクリアの使い方がキモのようである。


で、うちの6センチジオラマに並べてみる。


うむ。


風景があると楽しい。



そしてなかなかえぐいシーンも。


日常を作ったことで作れる非日常。


機関士の姿が。


まさに独自の世界。


そして戦車を下ろすシーンを


このスロープのギミックがまた素晴らしい。


シーンを作ってみる。


鉄道妨害排除、って、ここまでするか。



そして乾杯。


手持ちの機関車を並べて鑑賞。


秀逸なミニバス・大洗海遊号。10円玉と比べてこの小ささ。


そして年越しそばを食べる。


そして合宿は夜明けまで。


ネコたちが見守る中、


初日の出を拝観。

あけましておめでとうございます。


そして一眠りして新宿へ。


遅い昼食を


このロマンスカーカフェでいただく。


ロマンスカーを鑑賞しながら早くも宴。


さらにこの子も。新年ヘッドマークも凛々しく。

この子に会えたから、きっと今年もいい一年。


新宿では新年の掲示が。


そして蕨へ。



蕨の素敵なバーで




走り初め。


電池はおろしたてじゃないとダメだな、うちの軌道要塞。


模型の流し撮りをしてみる。



猛者の小型機関車も疾走。


これがTOMIXのCタイプ機関車ベースとは。

うちも作ったけど、ここまでやるか。


チャペルカーも疾走。



優雅にクルーズトレインもクルーズ。


幻夜を走る。


そして祝賀ページェント列車も。


精巧なSL模型も。


素敵だけど、高い……。値段相応に出来は素晴らしいけど。


素敵なセクションレイアウトに感謝。


そしてちょい眠って。


1月2日早朝。テツの朝は早い。


常磐線普通列車グリーン車の旅。


明けゆく霞ヶ浦。


水戸から鹿島臨海鉄道大洗鹿島線。


太陽に向けて登っていく。


車内は程よくクラシカル。


ざ・田園。


大洗駅ではガルパンのキャラがお出迎え。


ここまでの列車は正規塗装の2連でした。ありがとう。


初詣臨時バス。でもこれには乗らない。

ホントは猛者、海遊号の本物と模型の並びを撮りたかったのだけど、


なんと、代車。

海遊号、現在修理中とのこと。


でもバス職員さんたちにばかうけ。

こういうのがいいよね。

また来るときに、海遊号に会えるといいな。


新春の空気。


推されてるのがよい。


そして例の名店。


猛者の作品、即席で展示。

何度目かなので、見知った顔も増えてきた名店前。

これも大洗の旅の楽しさ。


フェリー。昼間にこう見られるのもまもなくなくなるらしい。うぬ。


そして、きたー! あんこう鍋。


うまし!!!!

美味しいのである。


しかも頂いたあとはおつゆで雑炊。

さらに美味しく楽しい。


ごちそうさま。


そのあと、


カール自走臼砲パフェ。


こっちみてるー!!

でも、食が進んでおいしく撃破。


ここでも仲間と模型を愛でる。




そして、あっという間に夜。



帰りはこの列車。


素敵なラッピング。


ありがとう大洗。


この日の戦果。

私はダージリンさん推しである。

この日はあと、水戸のホテルで休む。


そして1月3日。


茨城のモデルアーチストの秀逸な作品を拝見。


コラボ。

ううむ、これは秀逸なアクション映画の世界。


走りだす機関車。


そして夢の並び。


まさに壮観。


今年はミリタリー色強め。


幻の車両も。


いやいや、まさに燃える展開。


そして、宴は終わるのでした。


2016年、またがんばろうと志を立てた鉄道模型合宿でした。


ちなみに。


うちの車。


またすこし「痛く」なったのでした。

うむ、ダージリンさん推しだから、しかたないのであるな。(総裁)


ちなみに、動画はこちら。

軌道要塞中心なので、すまぬ。



楽しい合宿でした。