2017年11月24日金曜日

今更・ペーパーレイアウト合同練習会に行って来たー。




お出かけ。


ほぼ始バスで。テツの朝は早い。


雨。




休日朝はロマンスカー大活躍。




乗ったのはこの列車。


この表示も見られなくなるのだろうか。



この椅子は良い。


雨の新宿。


でもこれに乗る。
東急大井町線。初めて乗るよ。
私、乗り鉄じゃないので。


戸越公園で下車。

都立大崎高校でのペーパーレイアウト合同練習に、
いろんな高校鉄研の高校生にまじって参加してきました。一
般参加は私のみ。他ほとんど高校生。大丈夫か私。

大雨の中だったのだけど集まった高校生は60名以上。
私は駅からGoogleマップにすっかり騙されて遅刻すれすれでなんとか間に合いました。
ひいいい。なんで線路の反対側を高校に入り口にするんだGoogleマップ。

でも始めにペーパーレイアウトの作例を拝見。
良く出来てる、というか、架線柱までペーパーで自作!
 まさにど根性。
でも高校生は根性鍛えたほうがいいし、
かかるお金安いからそっちのほうがいいよね……。
高校生向きだよなあ。




良く出来てるなあ。



午前中はペーパー工作の基礎・理論から方法論まで伺い、実習。




教材のケント紙に印刷されたパンタ点検台をカットから組み立てまでやりました。
工作精度の上げ方なども習うことが出来ました。
同席した高校生にも気遣いただいてしまってあうう……。
でもパンタ点検台、時間内になんとか組み上がりました。
手でこんだけカットしたの久しぶりだよ……。



懐かしいなあ、この感じ。


結構丈夫に出来ました。


お昼は高校生と一緒に。私は朝買って置いたお弁当を。
今時の鉄研高校生の生活や夢とか遊びとかも聞けて大変良い取材に。
なるほど、ゲーム制作と東方と鉄道擬人化か……。
今後のヒントになりそうです。

非実在女子高生の総裁も喜んでるけど、彼女、非実在だもんなあ。



午後はジオラマの方法論について。
かなり過激なところもあるようでいて実に理にかなっていて、
私の持論ともあっていて実に意を強く出来ました。

そのあとは製図の実習。
ケント紙に垂直線・平行線を書く。
たったこれだけだけど、私自身習ったことなかったので実に身になりました。
スケール感とかも習いました。
1/150の感覚を改めて体験。
ううむ、いつのまにか感覚がズレていたなあ。そういう所を補正。





最後は50mmのサイコロを作る課題が。許容誤差±0.25mm。

真っ白いケント紙から50mmの立方体を作ります。
紙の厚みを計算して作り、最後に
49.75ミリ四方のレーザーカットされたゲートを通らず、
50.25ミリ四方にレーザーカットされたゲートを通れば成功
というチャレンジ。

紙の厚みは0.25mm。
何も考えないで作れば簡単に仕上がりサイズが50.25ミリを超えます。
かといってその分小さく作るにも、
紙の組み立て順と方向を間違えると49.75ミリより小さくなってしまいます。
とはいえ0.25ミリ単位で切るのはなかなかしんどい。
何よりも面が正確に水平垂直にカットし組み立てられてなければ、
当然ゲートを通りません。

あれ、どっちに差分寄せるんだっけ?
と頭がウニになりそうでしたが、なんとか工夫しました。
「0.5ミリならなんとか切れる」ということに気付いて、
できるだけ厚み分のオフセットを一方に寄せるよう設計、カットします。

そしてチャレンジ。
高校生に負けるのは恥ずかしかったのですが、そこを勇を鼓して。
ちょっと引っかかったけど最初のチャレンジでクリア。
1度調整して完全クリア出来ました。こんなことで大人気ない44歳児ですが、
なんとか面目を保ちました。






そして帰宅。
家に帰って例の入換信号機付き引込線モジュールに、
今日作ったパンタ点検台を置いてみる。






手摺り太いなと思っていたのに案外カッチリ作れたせいか見栄えがします。
紙でも精度出してカッチリ作れれば、
なかなかの戦闘力があるのだと改めてわかりました。


思えば、普通に既製品とかキットで作れるんだったら良いけど、
納期近くてなにかをごまかすような構築物作ることを迫られ、
クラフトロボも使えない、レーザーカットなんか外注してる余裕もない、
という追い詰まったときに、
手と三角定規とアートナイフさえあれば、
なんとかいいものが作れてしまう。
この技術は、ほんといろんなところで活用出来そうです。
まさに基礎の大事さです。





というわけで講師の田中秀幸さん、ありがとうございました。

楽しい一日になりました。

最後にこの練習を感想を60名以上の高校生に話すのは一番キツかった…(笑)。

すっかりアガってしまいました。ひいいい。

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