2019年5月7日火曜日

令和はじめての工作・新宿2号踏切を作る。

 作ることにしました。

 もともとJAMの「東京」というテーマで
「26センチの迷宮」という地下立体交差モジュールを作っていました。



これと
 

これね。

しかし、レイアウトの中でその立体構造体が突然立っているというのは
違和感が大きいのではないかと思うようになりました。

 そこでそのモジュールを破棄、あらたなモジュールを作ることにします。

 しかし「東京」というテーマはなかなか難しい。

 でも、第2菖蒲トンネルや風祭駅を作ったりしてきて、
実在の場所、撮影地がよいのではないかと考えます。




 とはいえどこをやればいいのか。

 展示レイアウトで使える面積の余裕も限られています。

 できればカーブを使ったモジュールがいいかも。

 どこだろう……。

 そこでハッと気づきました。

 ビルの谷間をゆく列車の大カーブで撮影地。

 コレだ。


 新宿から南新宿方面へ曲がる駅から出てすぐのカーブ。

 新宿2号踏切から1号踏切を見る風景。

 コレだ。

 というわけで、コレを作ることにします。

 






グーグル地図の3D機能で見るとこんな感じ。




友人の撮影した資料写真。

これらをもとにプランを練ります。

まずフレキシブルレールでカーブを作り、
地下ホーム行きの線路はダミーにしよう。
それへの分岐は分岐器をダミーながら自作する。
全体サイズはユニトラックと合いやすい感じに。


jw-CADのプラン図を見ながら、修正していきます。


イメージを紙メモに。


全体との合いかたも検討。


サイズを出します。
定尺ベニア1枚を半分にしたもので行けそう。


発注したレールが届くまでUNITRACKで確認。




そしてヨドバシから発注したものが届く。


バラストは会津バラストSを使うことに。
フレキシブルレールはKATOのもの。

KATOにはPC枕木のフレキないんだよね……。
PECOのPC枕木フレキはヨドバシで品切れであった。むー。


だが、なんと。
線路足りんかった……。

そりゃ4本の線路使うレイアウトで
フレキ4本しか買わなかったら間に合わないよね。


全体のプラン。


こんな感じ。まだ工作用紙上での仮配置。


けっこうイケてるのではないかと思ったり。


追加のレールと板買ってきた。


仮組み。


分岐器はダミーだけど自作。


ほんとに動く分岐器もいつか作りたいなあ。


こんな感じ。




どんなもんでしょう。

更に作っていきます。


踏切を仮置き。


建物も仮に工作用紙で作ってみる。


見え方確認。


ここに信号所があるのね。


ぎゃあ、ここに螺旋階段がある!


しかも新宿方と南新宿方に一つずつ。
作るのしんどいぞ……。

あとこの黒い錆びたキュービクル、GMのやつでぴったりだよね。


ビルをとりあえず仮置き。


ビルでけえ……。


ビル街の底をゆく。


密集した雰囲気が東京だよね。


この歩道橋、取り外しにしておかないと撮影の時邪魔だぞ。


電車が小さく見えます。


意外とそれでも電車が見えるもんです。


とくに踏切のこっち側は露天駐車場なので完成しても見やすい。


踏切。


こんな感じ。


軽く生活が圧迫される大きさ。



 動画はコレにまとめました。




これにも。

このプロジェクト、JAM国際鉄道模型コンベンションに向けて
進めていきます。

がんばるのみ。

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