2015年6月28日日曜日

突発! 技術実証アクリルケースジオラマを作る!(5)建物コレクション・玉砕編


さて、前回ある程度点灯化した綾部寿司の建物ですが。

結果から言えば。

玉砕です。



うまく綾部寿司の小さな看板が光ってくれない。

光らせるためにランプフード作ったんだけど、

ナニこの巨大誘蛾灯、みたいになっちゃった。




しかもまだ結構透けてるし。



ランプフード悪戦苦闘中。




この小さな建物に丸一日ですよ…。

で、どうやって解決するか。





1 チップLEDの光軸が当たるように狙ってチップLEDをエナメル線で支えて泳がせる

>他のあっちゃこっちゃが光ってダメ。



2 チップLEDにソフトプラ棒の断面を接続、プラ棒の側面に傷を入れて面発光させる

>プラ棒が太くて、細く削るとチップLEDの発光面が余って盛大に光漏れしてダメ。









3 昔使った自光色看板のパーツを使う

>サイズが合わなすぎて工作的にもかなり無理。



ですが、結果的に、

1)のチップLEDを空中に泳がせるのが一番そうです。

それをある程度ステーで支えるというか。


それしかないとおもう。

うぐぐ、ヒカリモノは難しいのです。



わかっていたけど、あえて挑戦する。

それがこの挑戦の意義なのです。


わしは、あきらめんぞ……。




2015年6月27日土曜日

突発! 技術実証アクリルケースジオラマを作る!(4)建物コレクションを(今更)攻略セヨ! 

はーい、地味な工作を楽しくシリーズ。



まずこんなかんじまで来ました。まだまだ甘いですが。





輝度調整前。



まず、ああ貧乏模型。タムタム室内灯の端切れを点灯させてみました。

プリズム外して少しヤスると配線出てくるんですよね。そこにハンダ付け。

もう、有効活用というよりなんというか。




次はBARの前のランプ。

これ、ダミーになってるけど、大人気なく点灯させてみます。

チップLEDにペーパーの端切れで傘を作って黒く塗装、

LEDの発光面にソフトプラ棒を削って作ったランプ面を取り付けます。

これ、取り付けに溶剤含んだやつ使うとLEDが死ぬので注意。

うちはとりあえず木工用でやってみました。

何とか点いててます。ゴム系接着剤はダメでした。


で、こんなかんじに。

輝度は後で調整します。


ついでに寿司屋さん入り口の水槽も点灯させるんですが、

ありゃ、白色のチップLEDがない。

というわけで、さっきのタムタム室内灯の端切れを入れてみます。


早速役に立ってしまいました。

これも照度はこれから調整します。



ちなみに、さっきの2ユニット付きのタムタム室内灯の端切れも仕掛けてみましたが、

いまいち効果が出てない。

ううむ、研究が必要そうです。設置位置が悪いな。多分。



突発! 技術実証アクリルケースジオラマを作る!(3)灯り関連工作をしてみる。 


  鎗田区内ジオラマの工作です。



まずパーツが届いたので、ブレッドボードで回路を組んでみる。

といってもすごく単純なもんなんですが。

まず動画の内容。



まずコンセントに繋ぎます。

メインスイッチ(白くリング状に光る)をプッシュしてオンに。

そして、トグルスイッチで中継信号機の現示を切り替え。

ボリューム(2種)でLEDの輝度調整。

そしてメインスイッチをまたプッシュしてオフ。

最期にコンセントを抜いて、メインスイッチのリングランプ消灯。


たったこれだけをやるために、えらくしんどかった……。

だいたいトグルスイッチを使うのに、

セレクタとして使うためには2番と6番を結線しておくとか、

わからんことだらけ。

しかもボリュームも、結局抵抗値の違うのを買ったけど、

抵抗値の大きい物は調整の幅が狭いし、

抵抗値の小さいものは調整の幅は広いけど光を絞りきれなかったり。

ぐぬぬ、まだまだ勉強だなあ。

でも、メインスイッチ、気に入ってます。

これ1個で380円もするんですが、やっぱりカッコイイ。

ちなみに、他にカバー付きのミサイル発射用スイッチみたいなのも売ってる。

面白いよね。




で、その次にやったのが、



建物の半既成品模型(塗装印刷済み)の「街並みコレクション」の電照化。

まあ、メジャーな工作ですが。


この子、そのまま組み立てて中に5mm砲弾型LEDを仕込むと、





こんなに建物全体が透けて光ります。

まあ仕方ないよね、プラ製だもの。(よねを)



こんなに透けます。


見え過ぎるどころでは済みません。



というわけで、遮光してみます。


使うのは百均の電工テープ。

壁の裏面にドバっと貼って、窓の部分だけ切り抜きます。





少しはましになったかな。




斜め上から見ると、お寿司屋さんの入り口の床に映る

戸からの光の漏れ具合が少し気に入ってます。



というわけで、思ったんだけど、

オリジナルの建物を作る前に、

まず、こういうメジャーな改造をどこまで突き詰められるか、

それをやってみようと。


とくにこの建物の場合、

なかなかいじりがいがありそうなんですよね。



遮光をさらに詰めながら、

どういじるか考えてみます。


結構面白そうなんですよね。


遮光したけど、

逆に、本当は光るべきところがいろいろあるので。



<おまけ>




 でもこの建物、発売されてから随分長いですが、見れば見るほど突っ込みどころが多いというかいじりがいがあるというか。

 もともと目立たない、数おいても主張しすぎない感じなのかなと思ってたんですが……。お寿司屋さんの入り口に水槽はあるし、その隣のバーの前にはランプ(光らないけど)があるし、また一階も二階も地味に間取りが変で、ここに至るまでこの一つの屋根の下でどういう家族ドラマがあったのかと思ってしまい、また妄想が捗って仕方がありません。

 だって「BAR紅」ですよ。なんとなく寿司屋の大将の娘さんが出戻って来ちゃって、ぶらぶらさせとくのもよくないから、リフォームついでに片方BARにした。でも実は厨房はつながってて食材とか融通しあってるとか、でも大将は娘の幸せはどうなるのか毎日仕込みの時に考えこんでるとか、そういうこと考えちゃいますよ、私。

 そうしたらなんか隣の薬局の薬剤師の幼なじみが入り浸るようになったけど、その幼なじみも離婚歴あって、しかも町の噂ではその離婚はDVが原因とか言われてて、大将余計心配性が進んじゃうとか……ああ、妄想が捗りすぎる。

2015年6月25日木曜日

トンネルの工作とか中継信号機の工作とか。

 今日はハンダによる電子工作がメイン。

 まずこれまで安心のためLEDの電流制限のためにCRDを使ってきた。それは抵抗値の計算がめんどくさいからと、やっぱり失敗するのが怖いから。

 でも、今はウェブに抵抗値を計算してくれるサイトが合ったりするんですね。そうなるとあとは失敗が怖いだけなので、怖がらずにブレッドボードで試作してみます。

 おおー、ちゃんとLED光って、なおかつ壊れない!

 そして、すっかり調子に乗って、抵抗値をいじってみます。ブレッドボードは電子ブロックみたいに組換可能な上に実際の電子部品が使えるので、すごく便利。

 おおー、明るさを気に入るまでとことん調整できる!

 すげええええ!


 というわけで、気になっていたものをいろいろやりなおしてみました。



まず、1月に作った内壁のあるカーブトンネル内の灯。

明るすぎたので、気に入った弱さまで光を弱めてみました。

ついでにポータルも取り付けたのですが、これはグリーンマックス製の既成品。

そのままではつまらないので、電車の運転士さんの後ろに乗ったときの写真で、

トンネル入口を撮ったのがあるので、それを資料写真に、

ケーブル引き込みやポータルに取り付けられた配電盤らしきボックスを作ってみます。

ついでにトンネル名看板も。

こうやって情報量を増やして、

にぎやかな、使い込まれたベテランなトンネル(なんだそれ)にしてみました。



これが資料写真。小田急の玉川学園前のところのトンネル。

単線トンネルと複線トンネルで少し違うだろうけど、

いろんな信号ケーブルとかを引き込むためにボックスがあるのがわかる。

あと、Google検索でも根性で検索すれば資料になる写真がある。


うちのももっといろんな雨だれとかドロとかのたれた汚れ付けて

小汚くしたほうが良かったかな。

まあ、いずれやろう。まだまだ楽しんでやれる。




反対側は、最近出来上がった長大トンネルのポータルのように、

トンネル銘板だけをとりつけて、あっさりめにしてみました。

こうするとトンネル1本で2度美味しい。


ボックス類はこの写真のあと塗装しました。


トンネル内はこんなかんじ。

遮光はもうちょっと考えます。


それと、

中継信号機。




真ん中だけ少し明るすぎたので、これもCRDではなく抵抗に置き換えて、

輝度を調整してみました。

ちょい遮光が甘いので光り方が気に入りません。工夫必要です。

ちなみにこれらは全部USBケーブルから電源を取るようにしてあるので、

スマホ用充電器を介して、コンセントから電源を取れるようにしてあります。


そのための回路とかコネクタとかつくって一日が過ぎました。



あと、


素敵なプレゼントを頂きました。

ありがとうございます。

すばらしい動画でした。


こういうことがあるから、まだ、生きるのを諦めきれられないんだよね……。


というわけで、まだがんばります。



2015年6月22日月曜日

突発! 技術実証アクリルケースジオラマを作る!(2) プランニングを詰めていく。


 工作技術の実証試験ジオラマとして、このアクリルコレクションケースジオラマを作ります。

 名称は、「北急追兎新線鎗田区内ジオラマ」。略称は「鎗田区内ジオラマ」。

 やりた・くない。つまり、ジオラマづくりでは普通やりたくないことを積極的にやって、技術の向上と実証を目指します。やりた・くないだけど、やる気と時間だけはあります。(お金ないけど)


側面が美味しい。


道路は殆ど無いけど、作り込みが必要な建物正面。


実はこの方向が一番美味しいかな。


正面。


で、ケースをとってみます。


こんなかんじ。


500mlのペットボトルと比較。

ちょっと大きいかな。


ここの縦の壁にはコントロールパネルを作って、
信号機とかのギミックを制御できるようにしたいねえ。


配線は後で整理します。

このごちゃごちゃ感がした街っぽく見えれば成功。


この中継信号機は初度試作機。どっちみち破棄します。

使うのは先行量産機(2号機)以降。


カーブの感じがカントカーブレールのお陰でスピード感出てるかな。


狭っ苦しいところを駆け抜ける列車。

まわりの住民はうるさいだろうなあ。


設定的には、

市街地に昔しいた鉄道なんで、

まだ建て込んでない頃に住宅地を避けて通したんだけど、

結局住宅地の拡大で周りが建て込み、

なおかつ、あとから家建てたのに

「電車うるせえ」と苦情をいうのが現れ、

しかたなく鉄橋を新しいのに架け替えるときに

施設を防音化とか近代化したけど、

複々線化は果たせず、未だに複線で無理やり走ってる区間、

という設定。(設定なげえ……)


でも、この設定が、いろんな作り込みの必然性を作り、

ジオラマを楽しくすると思ってます。

ほんとに楽しくなるかは、これで実証したいなと。





ケータイの縦画面で撮るとこんな美味しい。

堤防とかもただの直線にはしません。玩具っぽくなるから。


というわけで、堤防へだてて河川敷と同一平面のかわいそうな家。

まあ、堤防はもう一本あるんでしょう。

豪雨時には避難勧告出るだろうなあ。

せっかく3階建て建てたのにねえ……カワイソス(´;ω;`)ブワッ

電柱はここに立てるしかないです。ケースの高さがあるから。

電柱も作りこみたいので。


ギュウギュウな町並み。


ガード下。車も苦しい。トラック通行禁止ですな。


河川敷から。これもぎゅうぎゅう。

じつはこの狭いところを処理するのに、

ここに野球グラウンドのバックネットつくろうと思ったんですが、

確認したら、このショットがスポイルされるんで、断念。

でも、草野球の練習してる人は作りたいな。

コンクリートローラー引っ張ってトレーニングしてる人とか。

(重いコンダラだっ!)<バカ。


通れる車を選ぶガード下。「べ、べつに通ってほしくなんかないんだからね!」


中継信号機の設置位置はここしかない。

空中に少し浮いてるので、がんばって台座作る。

まあ、作るのは楽しいので。ワクワクします。




まさにギュウギュウ。




橋はPCコンクリート橋にします。

コンクリート表現するのが楽しみ。


中継信号機はもうちょっと高い感じにしないとうまく運転士さんから見えないかな。



狭くて楽しい。

住んでる人たちは大変だろうけど。


ここも縦に撮ると美味しい。


3層目、線路平面の地面も、すこし拡幅して平行でなくします。

下町は区画整理失敗とかで道は狭くグニャグニャ、用地もぐにゃぐにゃなのが基本。

碁盤目に区画整理されたニュータウンではないのですから。



自作するか重改造するかでまよってる既成品の建物。

中途半端に良く出来てるから、やなんだよなあ。

やるとしたら、無理やり増築とか(違法建築に近いじゃんみたいな)、

給湯器だのクーラーだのをバリバリ付けて原型留めないほど武装させるとか、

そういうのも手だなあと。

地味に雨といとか表現されてたりするんだよね……。

どっちにしろ植え込みはもっといい感じに作り直しですね。



まあ、こんなかんじでアイディア出しです。

いろいろギミックのアイディアもっこで出しておかないと、あとで泣きます。

まあ、3段ケースなんで、スペースはあるんですが、

設計は計画的に! なのです。


キラ総裁「うむ、無計画はあとで泣くはめになるのは必定なのだな」



というわけで、続きます。