2015年8月30日日曜日

6センチマイクロセクションを作る(4) 切通区間と風邪引いて空間恐怖



風邪引いちゃいました。いきなり涼しくなって体がついていかない。

 発熱してるっぽいけど、熱はあえて測らなかった。たぶん出てると思うけど、扁桃腺やってるので熱バーンと上がってもなんともないのである。

「風を引くのは課金が足りん!」と匠に言われたので、


 リアル課金アイテムを購入して注入。

 あと餃子とにんにく梅ラーメンを投入。

 早く寝て、結構回復。



で、この切通区間なんですが、


歩道跨線橋を作ってみた。


うわ、蛇足感でかい。

歩道橋、本当に設置するんだったら補強の柱はもっとうまく着けます。


でもこのゴチャっとした感じも好きなんだよね。


ただ、トンネルが見えにくくなった。

まあ、トンネルは見るためのものではないので、仕方ないとはいえ。

カーブトンネルと切通の間にもう一個切通のユニット作っちゃえば万事解決だけど、

そんなにストレートそんな長くしてどうすんだという。

やっぱ蛇足かなあ。

でも、達人の「武蔵野環状線」セクションみると、歩道跨線橋、楽しそうなんだよねえ。

上に撮り鉄さんを乗せても楽しいからねえ。

たぶん、ちゃんと風景が埋まるかどうかという空間恐怖もあるんだろうなあ、


ちなみに、レイアウトの山とかで、林の作り方を間違えると、

細切れスポンジが張り付いた『大仏ヘア』っぽい山になるので注意だぞ☆。

うちとしてはそうならないように頑張るつもり。

とりあえず慢性的な材料不足解消に材料発注。



で、あとで気づいたんだけど、

この跨線橋、高さ高すぎるんだよね。

架線の上ギリギリなんてのも結構ある。

だから間が抜けた感じがするのかも。

この高さである理由をつけるか、

もうちょっと低くするか、

検討してみようと思う。

2015年8月29日土曜日

6センチマイクロセクションを作る(3) 実際に切通区間を作ってみる。



マイクロセクション、拡張規格の嵩上げ版も考えたいけど、

 風邪引いたらしい。動けず。かさ上げスタイロのホームセンターへの調査にはいけない。

 というわけで寝込んで、少し落ち着いてから、一つの懸案、地形起伏を作ってみることに。



ざっくりスタイロで持ち上げてみる。



架線柱はコルクベースにセリア(百均)のマグネットを接着で植え、

架線柱をすこし削って磁石の付くナットをはめて、

ナットと磁石をマグネットで取り付ける。

メンテナンス時に取り外しやすいように。

線路拭くの楽にしたいからね。


昔作ったカーブ断面トンネルと合わせてみる。


おおっ?




雰囲気出てない?





ケータイの縦画面だとぐっとくるね。



横画面だと、どうしても家の他のものが入る。


背景板を用意するのも手だなあ、




樹とか生やすと雰囲気更に出るかな。




でもこのごちゃごちゃ感はたまんなく楽しい。

石膏とかで地面形成したいけど、樹とかの配置とかのイメージが固まらない。

もうちょっと検討したいところ。


じわじわとつく航空障害灯を作ってみる(2)。

 とりあえず作ってみる。

 プログラムはパトランプの時の応用。


で、ユニバーサル基板に組んで点灯させてみる。



30mm*28mmぐらいまで基板底面はは削れそう。

トラブル対処を考えてピンコネクタでLEDと電源は取り付けることとした。

電源のコネクタは逆に刺しても問題なし。

LEDのコネクタは逆に挿すと点灯しないけどLEDは壊れず、

差しなおせばLEDは正常点灯する仕様に。

ほんとは表面実装のパーツをばりばり使えれば小さくできるんだろうけど、

今の私にはこれが限界です。

ブリッジダイオードとかは表面実装も使ったことあるけど、

まだしんどいという。


まだなだ修行が足りない。

2015年8月28日金曜日

じわじわとつく航空障害灯を作ってみる。

 突然、航空障害灯を作りたくなった。



 赤点灯だと普通なので、赤の点滅、しかもこの動画のようにじわっと点いてじわっと滅光のを作りたい。

 というわけでストップウォッチ片手にこの動画のサイクルを測定。1.5~1.7秒で1サイクルっぽい。

 で、1.6秒、1600msでパターンをつくろうかと思う。

 やっぱり明滅する赤ランプは萌えるよね。

 でも、法規を調べると、60mクラスの建物の場合は赤灯で、しかも点滅はしないことになってる。

 ????

 確かに完全滅光、消灯はしてないけど……。


 うぬぬぬぬ、なぞである。

 しかもパターン的に強くついてる時間が妙に長い。ここはもっと観察せねばな空い。




 というわけで、これは製作記というより自分の作業用メモです。すまぬ。

 


6センチマイクロセクションを作る(2) レギュレーションを作ってみる。

というわけで、このマイクロセクションの規格を考えてみた。

自分で忘れるとまずいのと、もしかして作ってみてくれる人が出たら「つないでつないで運転大作戦」ができるので、規格を作ってみました。




こんなマイクロセクションは、こんな寸法。


まずベースは1.0ミリ厚のタミヤのプラシート。模型店ならまず必ず売ってる。

これを240mm*180mmに切り出して作る。

タミヤのはB4版なので、1枚からこのユニット2つ分作れる。

これにKATOのユニトラック複線レールWS248を、

端から60mmのところを目当てに接着しちゃう。

ほんとはWS248の幅は58ミリで2ミリ余るんだけど、

60+58+62とする。

61+58+61のほうが美しいけど、1ミリやるのは工作誤差の元なので、60mmに。

長さ方向も、レールが248mmなんだから合わせちゃえばいいというのはあるけど、

工作誤差が出たら繋がらなくなったり、いろいろと不都合が出るので240mmにして、

レール端から4mmずつ余裕を持たせる。

接続部は8mm隙間が開くけど、これは我慢することに。

我慢できるんじゃないかなと言うのがここまでの実験の結果。

あと、ジョイント部はできればジョイナー交換可能なように欠き取りとか作るのもいいけど、

そこまでしなくても、とりあえずべっとりジョイナーまで接着しちゃダメだぞ☆ ということに。

ジョイナー交換できると保守性もよいし、

ギャップジョイナーにして自動運転対応もできるからね。

隙間は幅8mm*高さ1mmあるので、

電飾した場合は電飾電源とかのケーブルを通すのに少し役立つかな。


で、これはべつにオープンソース何とかではないけど、

べつに権利主張するような野暮なことはしないので、

作りたい人は作ってみてください。問題なしです。

ただ、私も作ってこれで不都合起きないかバグ出しをこれからするので、

作って「しまった!」となることはありえるので、そこは自己責任でよろしくという。





そのバグ出しはこんなかんじでやってます。

ほんとは地形起伏とかもやりたいので、それで8mmの隙間がどうなるか見たいんだけど、

それは今後見て判断ということで。




で、この拡張規格で、

高さを入手しやすいスタイロフォームの厚み分嵩上げしたモノ、立体セクションも考えます。

分岐とか留置線とかは、どーんとスタイロ1枚で一気に嵩上げして、

その分このマイクロセクションに高低差を出すという。

うまくいけば、念願の橋や立体交差も作れる!

しかもスタイロの上にこの基本規格のセクションも置けて、美味しい!

と目論んでます。


とりあえずスタイロがどんな厚みなのか、ちょっとホームセンターで見てみます。

たぶん20とか30とかで5センチが作れると思うので、

たぶん5センチの高さになると思います。

スケールで7.5メートルになるので、

なかなか立体的に良い感じになると思います。


さて、これが企画倒れになるかどうか。



まず、実現に向けて頑張ろ。

「つないでつないで運転大作戦!」、できたら楽しいもんね。

2015年8月27日木曜日

JAMを終えて新プロジェクト・6センチマイクロセクションを作る。





JAM終わってクールダウン中。


と言いつつも、気持ちは早くも次の工作へ。

秋の職場のお祭りでの模型展示があるので。



で、考えた。


今回、未成でこれから追っかけて作るケースジオラマをやってて思った。


普通、鉄道模型は『お座敷運転』って言って、床の上に直接レール敷いて運転することが多い。

職場のお祭りでもそんな感じ。




毎年、こんなかんじで運転してるの。

回を重ねるごとに進化中。




で、風景の中で列車が走ると、すごく楽しい。



JAMでそれを思い知った。



レイアウトは凄い。本気のレイアウトを走らせると、車両の生きてる感じが凄い。



かといって、作った風景はどうしても大きくて、

運転時さえ置くだけでも大変。メンテナンスも大変。

片付けるのはもっと大変。保管はもっと大変。

じゃあ、小さく作ってしまえと。

でも、小さすぎると、これまた面白くない。



では、その小ささ・大きさの限界はどこか、と。

それを、JAMでも会った、例の雑誌常連のジオラマの達人が、

このジオラマの人ね。


「線路脇5センチじゃね?」

と言ってくれたのです。


おお! そうかも!

というわけで、方眼工作用紙でちょっとそれをみてみた。




鉄道模型ジオラマにおいて、実は車両をどう「ちらり」と見せるかがすごく大事なのね。

普通にスッキリ見え過ぎると、撮影の名所ならともかく、

実際はそんなことあんまりないので、リアリティ的に面白くない。




なんてことを思いつつ、こんなかんじに。

上を通るダミーの立体交差はあとでざっくり寸法超えるところを切ります。

案外ヨクネ? という。












さすが達人の「5センチじゃない?」というのは正しくて、

この両脇の建物、5~6センチの奥行きなの。

で、こんなかんじに密集させれば、アップで見るとグッとくるし、

目で追いかける列車が時々隠れるのが案外楽しい。

普通はこういうのは、レールを600mm以上の長さにしたくなるんだけど、

あえてそれをしないの。248mm長さで1ユニット。

で、両脇5センチ死守。まあ建物的にどうしても無理なのは仕方ないけど、

寸法オーバーは出来るだけしない。

あと、固定式レイアウトの場合はベースからレール面を普通嵩上げして、

レールが何かをオーバークロスで乗り越えられるようにするんだけど、

嵩上げしたら一挙にお座敷運転の気楽さがなくなるので、嵩上げしない。

めんどくさくなって運転したくなくなったら本末転倒。


1ミリのプラシートでベースにしちゃう。

地面はその上にコルクシートなり貼り付けて、その上に表現。

走行線路の鉄橋とか作りにくいけど、できるだけ嵩上げはしない。

坂作ると、長い列車が登るの大変だから。

それに普通の模型の坂ってきつい坂過ぎてリアルじゃないのね。

そこはこの1ミリのベースの厚みと、使うこのKATO線路の道床分の厚みだけで工夫する。

極端に短く小さいセクションなので、気楽に作りこんで数作れるし、

運転するときも出しやすいし、保管も運搬もしやすいかな、と思うの。


自分で248ミリ長さ、幅50+99+50のだいたい200ミリという縛りを作ることで、

作りこみも楽になるかなと。

もしこれでうまくいったら、いろんな人が簡単に作って、簡単に走らせられて、

イベントとかで、「つないでつないで運転大作戦!」がしやすいかな、と。


実際、これに似た企画でメーカーが考えたことあって製品化もしたんだけど、

5センチじゃなかったのね。もっと狭くて中途半端だった。

うちのも中途半端になるかもだけど、ちょっとやってみたいなと。


まだ工作用紙の段階だけど、とりあえず作ってみたい。




幅5センチマイクロジオラマ続報。

幅は犬走りも含めて6センチに。たぶん最大外寸は7センチ幅ぐらいかな。

とりあえずベースを作ってみる。

プラシートの上にレールを接着、固定して、ベースを付けた状態での脱着の試験。



248mm複線レールなのでベース長さ240mm、ベース幅は180mm。

つなぐと8mmの隙間ができるけど、これはあえて残してある。「なじませつなぎ」ができるように。

あと、接着時にジョイント部分に接着剤が入らないようにしてあるけど、

これはジョイントを交換できるように。そこのところだけ欠きとっても良かったかな。

脱着には問題なかったので、これでいくことにして、

その上に地面形成用に3mm厚のコルクシートを貼った。

これはダイソーの画材コーナーに売ってる。

100円分でこのセクション4ユニット分ぐらい取れそう。

プラシートもダイソーで売ってくれればいいんだけど、無理だよね…。

諦めて厚木ポストホビーで購入。




とりあえず作る風景を考えるための要素を置いてみる。

あと、久々に地面を作るので、KATOの地面づくりセットを買ってみた。

石膏がないけど、まあそれはうちにもしかしたらもともとあるかもしれぬ。

ネコが興味深そうに見ているので、「作るの手伝う?」と聞くと、

「それよりご飯くれよ!」

って怒ったのか、置いてあった寝台車の模型を蹴倒されてしまった。

ごめんよう…。(ご飯はちゃんとあげました)







信号機があるとやっぱり楽しい。光るとさらに楽しい。




踏切とかこんなかんじだよね。

レイアウト作りって、こういうところ、すごく哲学的で楽しいのね。

レイアウトって、作る人の哲学がすごく出るのね。

それが面白い。



ケータイの写真で撮って確認。あんま8mmの隙間は目立たないかな。

あと、都合これで4ミリ、スケールにして60センチの高低差が稼げたので、

少し水面とか作れるかもという望みが出来てきた。






Bトレのラズパイジオラマが見ています。

「おとーさん浮気症すぎるよね」「ねー」

いや、こっちも作ります。ラズパイジオラマは技術実証のためには必要なジオラマですから。


というわけで、「6センチマイクロセクション」プロジェクト、開始です。