の続き。
まず前回のおさらい。
例によって全体の幅は思い切って狭くします。
広くする分にはどこまでも出来るけど、
どこまでも取り扱いが困難になるので。
トンネル越しのS字カーブに絞り込みます。
プラン決定。これで作り込み開始。
カントをつけていきます。
反対側もカントつける。
車両を置いてカントによる傾斜角度確認。
結構スピード感でるよね。
出口と入り口はそのままのユニトラックをつなげるようにします。
線路を固定し、紙粘土でバラストの法面を作っていきます。
まだよくわかんないと思う。
もっとカントつけても良かったかも。
そして塗装。初っぱなはグレーで行こうと思ったんだけど、
サーフェイサーでも良いのね。
まだボコボコ。
そして線路をマスキング。
ストーンスプレーぶしゅー。
ストーンスプレーは前回のヨネカーブとこれで一缶使い切りました。
乾燥するまでしばし待つ。
こんな粒状感。ストーンスプレーすごい。
そしてまたトンネルを置いて確認。
トンネルはポータルも内壁もペーパー製です。
そしてこの架線柱、
不思議なことに、実物はこういう形なのです。
路面電車のセンターポールみたいになってる。
これ、奇車さんと研究したんだけど、
この第二菖蒲トンネル、
架線のつなぎ目がトンネル内になってるのね。
で、その片方、新宿方の架線の終端が
このセンターポールともう一本の柱でやってて、
小田原型の終端も妙な形の二本の柱になってる。
そのつなぎ目部分をトンネル内にもってくることによって、
トンネル内の架線も高さ低く出来て、
トンネルも小さく出来ているのね。
ほんとは架線のつなぎ目って電気的に弱くて、
そこで電車が加速始めると最悪、架線切れたりする。
だからそこで発車とか加速しちゃダメ、
逆に言えばそこで停車しちゃダメ、っていう扱いになるんだけど、
もともとトンネルの中で停車するのは基本ダメなので、
停車しちゃダメなところに停車しちゃダメなものをもってくるのは
ものすごく合理的。なるほどなあ。
これ、再現したいんだけど、
とりあえず保守性を考えて仮に既製品の柱を立てます。
いずれ自分で作って置き換える予定。
架線柱が現在だとベース分高くて間が抜けてるし。
出来れば面白いのでその架線も張りたいんだけど、
保守とかトラブル時などで死にそうなので、
その検討は保留で。
地形の作成。
工作用紙をペタペタとポリゴンの面を張るように貼っていきます。
結局こうやって山は取り外し可能に。
でないと塗装とかするときめちゃ大変なので。
で、リキテックスでドバーッと塗って、
フォーリッジクラスターをバリバリ取り付け。
雰囲気がドンドン出来ていきます。
このS字が命だけど、
これしか作ってない。
一点豪華主義。
で、ほんとはフォーリッジクラスターをもっと盛りたいんだけど、
お金なくて買えないので、
山林のパターンをPCの「Vue」ってソフトで作って、
それを紙に印刷したのを貼り付けて遠景にします。
山林はすこし青白く大気遠近法をかけて距離感を出します。
あとはチマチマ細部を作っていきます。
これが楽しい作業。
こんな感じ。
反対側はこんな。
こういうものは大きいところから処理していくのが鉄則。
トンネルのウェザリングとかしていきます。
あ、あと途中でフレキシブルレールの枕木と枕木の間とか
紙粘土のバラスト法面と枕木の隙間に、
会津バラストを詰めてあります。
あと線路の側面も塗装。
これはやらないとね。側面ギラギラの線路はおもちゃっぽいので。
山が外せるので塗装は楽々。
で、こんな感じに。
余裕が出来てきてこういう保守用のボックスなんかも作ってみる。
トンネル上の手摺りもプラ棒で作る。
トンネルポータルの汚れは本物はもっとキツく汚れてるのね。
まあ線路もついでに汚した方が良いかな。
で、試運転。
でもこのGooglebloggerって、
GooglePhotoの動画が貼れないので、
YouTubeで。
これの終わりあたりにこのミニ第二菖蒲トンネル通過の風景があります。
このトンネルモジュールだけの動画もいずれ作るんだけどね。
ともあれ、うちの北急電鉄のYouTube、
↑是非登録お願いします。
チャンネル登録すると更新がすぐわかったりします。
あと、YouTubeの規程がかわって、
チャンネル登録が1000人超えないと収益化できなくなります。
露骨にうちの軍資金がなくなります。
みなさまに支えられている北急電鉄にチャンネル登録でご支援を。
チャンネル登録で見られるまだ見ぬ模型風景があるのです。
というわけで、よろしくおねがいします!!