2018年1月5日金曜日

2018年年始鉄道模型強化合宿(1日目前半)奇車會社LSE改、見参!




友、遠方より来たる。


というわけで「鉄道模型強化合宿2018新春」が
2017年大晦日から開始されました。
参加者は鉄道模型の猛者、奇車會社さん。

これは彼の作品。


始まりはコメダ珈琲海老名での昼食から。
ここは「鉄研でいず!」の聖地でもあるわけです。

早速鉄道模型を見ながら歓談、喫食。味噌カツサンドうまし。


奇車さんの持ってきたLSE改。
TOMIX製品を改良したもの。


TOMIXのLSE、今の製品は前面の部品の合いが悪い。
それを丁寧に修正してある。


あと屋根上とかを彼は塗装している。
もともとTOMIXの現行製品はかなり昔の緑LED使ってた頃の設計から
先頭車のライト周りとM車だけ設計変えてある。
しかもライト周りの設計と生産が上手く行ってなくて、
ノーマルだとヘッドライトユニットが飛び出ちゃってるのね。
ライトも白と赤に点くようになったけど、
LSEはヘッドライト電球なんだよね……白じゃないの。
愛称幕に合わせたんだろうけど。
しかもライトがヘッド・テールで4灯なのに
色が変わるだけ。

そこで彼はその妥協の部分を徹底的に修正した。
それがLSE改。


さっそくベースキャンプの私の家で撮影。
「ヨネカーブ」の名前がファンより付けられた
緩曲線モジュールでの模型撮影。
ちゃんとヘッドライトが電球色に、しかも内側に光っているのがわかる。


これがテール側。
ちゃんと外側にテールランプがあるように見えるのが良い。
実物もそうだから。




実に良い。


LSEはほんとステキ。


この横顔がステキなのだけど、


せっかくだから背景を作ってみた。
じつによい。





ええね。

ノーマルだとすこし高くなってしまう先頭車の車高調整もしてある。


KATOの最近の製品、NSEと並べる。


知ってる人は知っているはず。
TOMIXのLSEがここまでポテンシャル発揮するのがいかにに困難か。

奇車さんの腕のすごさがわかると思う。


ロマンスカーを並べてみる。

実は地味なところだけど、
LSEの展望室窓のピラーに彼は0.7ミリ黒のデザインテープで
裏打ちをしている。
透明樹脂製の窓に表側にピラーの銀を印刷したノーマル品だと、
印刷された銀だけでピラーがすごく貧弱。
それを裏打ちすることで
ものすごく鼻筋も通るしピラーの質感がでるしで、
ぐっと実感的になる。

こういうところに気付くのが奇車さんのすごさなんだよね。

というわけで、第1日目の前半はこれで終了。
何故前半かというと、
後半があるのです。

ロマンスカーに混じっている371系あさぎり。
これが次回、とんでもないことに。

つづきます。



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