2017年5月16日火曜日

3Dプリントに再び挑戦。4灯信号機と入換信号機を作る(3)第1次改良のおしらせ


当たり前の日々の質を高めていく。
北急電鉄は、次へ。
(いや、これ小田急の昔のCMのパクりじゃん……)


 で、本題。

 3Dプリンタ出力による点灯化用Nゲージ用4灯信号機、実際届いたものを見て、改良データを作ってDMMに申請、成形可能になりました。

 改良点は以下の通りです。

・構造の洗練

-工作してみてポリウレタン線の逃げを穴ではなくスリットにして組み立てやすくしました。
   遮光上全く問題なかったので。


-構造を強化しました。
   違った灯火の色のチップLEDを隔離するパーティション基部が若干作りが甘く割れが発生しやすいので、構造を強化洗練しました。



 -ランナーに当たる接続部をちょっとだけ強化しました。
  これで成形時にもっと安定して成形され、前回のようなランナーばらばらは避けられると思います)

こんなばらばらだったのね。すまんDMM。

次回はこんな感じに出力されるといいなあ。

 以上の改良を実施し、私用にまた出力を発注しました。


 しかし、今回は次の改良は見送りました。

・サイズ縮小

1/150ファインスケールとなると幅3.86mm、灯火間隔1.46mmにせねばならず、1608チップでぎりぎり、青緑が出せる赤と一緒になったチップLEDは確実に入らないことが工作上判明しましたので見送りました。

・成形色変更

ホワイトアクリルによる成形でペイントフリー化を検討しましたが、どっちみち信号機の背板の裏は白く塗る必要がありますし、実際やってみてブラックアクリルへの塗料のノリが良かったため、見送りました。ホワイト塗った方が隙間埋まってさらに遮光がしっかりするし。

・3灯/5灯アソート化

データ的には作成は問題ないのですが、目下制作中のレイアウトでは4灯が大量に必要なので、まず4灯の生産ノウハウの安定が確認出来たら3灯・5灯アソートを考えることにしました。(今のところ3灯*10個、4灯*4個、5灯*2個アソートの組み合わせを考えてます)


 やっぱり実際出力しないと分からないことが多いですね。あとこういう開発から生産に移るときの怖さをいろいろ思い知りました。まあ初回試作でも割と上手くいった方なんですが(実はその前に成形失敗で木っ端みじんというのが1回あるけど)、まだ売り物にするってのは難しいなーと思いました。
 というわけで改良品、今DMMで注文可能です。前より確実に良くなってるので、挑戦したい方はどうぞ。

Nゲージ鉄道模型用4灯信号機16連(点灯化用)第1次改良品 - DMM.make クリエイターズマーケット


 で、あと。

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 こんなもん作ったけど、これの紹介は後日また。

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