で、今回のネタはこれ。
はいこれ。いきなり出落ち。
左が実在、右が今回作った架空の車両。
いやね、前々から思ってたんですよ。
Wikipediaで255系を見ると
>>253系と同一の車体断面を有している
って書いてあるんで、
てことは255系の先頭車、253系とつないでもいいのかもしれないし、
カラーリング揃えれば違和感ないんじゃね?
と思ってたのです。
でもね、
意外とやってる人がいない。
なんでだろ。
そんな事思っていて、
Wikipediaの写真を使ってシミュレート。
どや、といってもこれじゃ絵に描いた餅。
こういうのは模型で具体化するとぐっと面白いと思うのね。
でも種車がないのでまたこれも放置。
しかし!
オークションに255系がずいぶん安く出ていたので、
ゲッツ。
そして弊社に回送されてきました。
で、このN’EX非貫通先頭車に必要なのは255系先頭車だけ。
なのに255系9両フル編成買っちゃった。
まあ、先頭車だけ買うぐらいの値段だったんで残り8両はオマケなんだけど、
どうしたものかと考えて、
こんな寝台電車を作ろうかと計画しました。
夜行高速バスキラーの寝台快速電車。
残り8両+1で作ろうかと。
まあこれもいずれ具体化していきます。
というわけで話を戻して、購入した255系を検分。
メーカーがTOMIXとマイクロで違うけど車体断面はかなり近い。
内装。なんで紫……。
車体構造はオーソドックス。
他の車も検分。
マイクロだけどトイレは作り込んでないのね。まあしなくてもいいけど。
貫通扉。綺麗に作られてる。2色塗り分けとかゼータク。
なんだこのスイッチ。
併結で連結したときの消灯スイッチだろうけど、
このクルマ、併結しないよ?
ダミーカプラーになってるし。
まさかハイビームとロービーム切り替え?
後で分解してわかったけど、やっぱりただの消灯スイッチでした。
イミがわからぬ……。
とりあえず白く塗ります。
一見うまくいったように見えますが、
こんなに大失敗してます。
水性アクリルなんて塗っちゃダメですね……。ひいいい。
というわけでガイアカラーの白とかを発注し、この白を落とします。
ぺろんと白、きれいに落ちました。
全然食いついてなかった…。
ガイアカラーの白を塗ります。
綺麗にいってます。発色もよい。
こうでなくちゃ。
エアブラシさまさまです。
調色して作ったグレーを吹きます。
こんな感じ。
ならべてみる。ちょい暗くしすぎたかな。
もう一回白塗って赤を塗ります。
塗り分けラインはこのテーパー付いてるところの稜線で。
マイクロの255系はこれがはっきりしてるのでやりやすい。
KATOの255系だとしんどかったと思う。
写真で見るとこの時点、色あってるようだけど、肉眼だとちょいちがうのね。
そしてマスキング剥がした。
フチを調整すればイケそう。
だいぶ寄せられたけど……。
一旦ここでクリアを吹きます。
しかしこの紫の内装は……。
というわけでこれも塗装します。
これがTOMIXのN'EX253系の内装。少し色差ししてある。
これに合わせたいのね。
黒を塗ります。最後の塗装工程。
しかし!
ぎゃあああ!! 下の白が浮き上がってきた!!
よく見ると、クリア、缶の水性塗料……。
ひいい!!
大 失 敗 !
悔しいので黒を塗り重ねます。
無理やり落ち着かせる作戦。
赤の上に吹いたのはなんともないのにね……塗装は奥が深い。
乾くの待つ間にシートの黒を塗ります。
そして45分後、マスキング剥がし。
おおー。
いひひひひ。
でーきたー!!
つないでみる。
わかっていたはずなのに具体化すると独特の面白みが。
いひひひひ。
違和感まるでなくて、ヘンな笑いが起きます。
こんなの作れるから、まだ、あきらめられないんだよね……。
0 件のコメント:
コメントを投稿