2020年3月22日日曜日

非貫通N'EX(成田エクスプレス)を作る。

 また放置しちゃった…。すまぬ。

 で、今回のネタはこれ。


 はいこれ。いきなり出落ち。


左が実在、右が今回作った架空の車両。

いやね、前々から思ってたんですよ。

Wikipediaで255系を見ると

>>253系と同一の車体断面を有している

って書いてあるんで、

てことは255系の先頭車、253系とつないでもいいのかもしれないし、

カラーリング揃えれば違和感ないんじゃね?

と思ってたのです。

でもね、

意外とやってる人がいない。

なんでだろ。

そんな事思っていて、


Wikipediaの写真を使ってシミュレート。


どや、といってもこれじゃ絵に描いた餅。

こういうのは模型で具体化するとぐっと面白いと思うのね。

でも種車がないのでまたこれも放置。

しかし!

オークションに255系がずいぶん安く出ていたので、

ゲッツ。





そして弊社に回送されてきました。

で、このN’EX非貫通先頭車に必要なのは255系先頭車だけ。

なのに255系9両フル編成買っちゃった。

まあ、先頭車だけ買うぐらいの値段だったんで残り8両はオマケなんだけど、

どうしたものかと考えて、




こんな寝台電車を作ろうかと計画しました。

夜行高速バスキラーの寝台快速電車。

残り8両+1で作ろうかと。

まあこれもいずれ具体化していきます。

というわけで話を戻して、購入した255系を検分。


メーカーがTOMIXとマイクロで違うけど車体断面はかなり近い。 


内装。なんで紫……。


車体構造はオーソドックス。


他の車も検分。


マイクロだけどトイレは作り込んでないのね。まあしなくてもいいけど。


貫通扉。綺麗に作られてる。2色塗り分けとかゼータク。


なんだこのスイッチ。

併結で連結したときの消灯スイッチだろうけど、

このクルマ、併結しないよ?

ダミーカプラーになってるし。

まさかハイビームとロービーム切り替え?

後で分解してわかったけど、やっぱりただの消灯スイッチでした。

イミがわからぬ……。


とりあえず白く塗ります。


一見うまくいったように見えますが、


こんなに大失敗してます。


水性アクリルなんて塗っちゃダメですね……。ひいいい。

というわけでガイアカラーの白とかを発注し、この白を落とします。

ぺろんと白、きれいに落ちました。

全然食いついてなかった…。


ガイアカラーの白を塗ります。


綺麗にいってます。発色もよい。


こうでなくちゃ。

エアブラシさまさまです。


調色して作ったグレーを吹きます。



こんな感じ。


ならべてみる。ちょい暗くしすぎたかな。


もう一回白塗って赤を塗ります。


塗り分けラインはこのテーパー付いてるところの稜線で。

マイクロの255系はこれがはっきりしてるのでやりやすい。

KATOの255系だとしんどかったと思う。


写真で見るとこの時点、色あってるようだけど、肉眼だとちょいちがうのね。


そしてマスキング剥がした。





フチを調整すればイケそう。


だいぶ寄せられたけど……。


一旦ここでクリアを吹きます。


しかしこの紫の内装は……。


というわけでこれも塗装します。


これがTOMIXのN'EX253系の内装。少し色差ししてある。

これに合わせたいのね。


黒を塗ります。最後の塗装工程。

しかし!


ぎゃあああ!! 下の白が浮き上がってきた!!

よく見ると、クリア、缶の水性塗料……。

ひいい!!

大 失 敗 !


悔しいので黒を塗り重ねます。


無理やり落ち着かせる作戦。


赤の上に吹いたのはなんともないのにね……塗装は奥が深い。


乾くの待つ間にシートの黒を塗ります。


そして45分後、マスキング剥がし。


おおー。


いひひひひ。


でーきたー!!


つないでみる。


わかっていたはずなのに具体化すると独特の面白みが。


いひひひひ。





違和感まるでなくて、ヘンな笑いが起きます。

こんなの作れるから、まだ、あきらめられないんだよね……。




0 件のコメント:

コメントを投稿