2016年1月7日木曜日

事故調査報告・軌道要塞カヤ99系(ATZ)脱線について(中間報告)


うちの軌道要塞、

どうにもカーブで脱線通過不能になる事案がある。

というわけで、原因究明。


R280で検証。


結構きつくオーバーハングする。


ここもあたりそうだなあ。


やばいよねえ。



というわけで、R280のワイドレールに側壁をつけた試験線を通過させてみた。


あれ?


あれ?


あれれ?


あたってない。


これも。


これも。


確かに24系客車とセンターピン間距離を合わせてあるので、

原理的には当たんないんだよね。

当たるとしたら普通の24系客車もあたりまくるし。


で、24系客車を手で持ってみたところ、


あれ、重たい。


というわけで、車重計測。




ぜんぶ19グラム。


で、24系。


35グラムもある!!

16グラムも差がある。

ざっくり24系の半分しか重さがない。


で、これで台車の進路割り出すのに接触部があるわけだから、


たしかに進路割り出せないわけだわ。

しかも脱線したところは毎回、側壁付きのカーブと、カーブからバリアブル線路に入ったところ。


これにかなり高い位置に重たい砲塔を載せているためトップヘビー。

つまり、軽量過ぎて走行不安定なところに

トップヘビーが加わり、

なおかつ線路面の普通なら許容すべき段差で、

バランスを崩して、脱線。


そんな分析をしました。


まだ中間報告ですが、

重しをまず足すところからやってみようと思います。


ちなみに最後尾の戦車砲車両の幅が広すぎてホームにあたって脱線の問題は解決済み。


こうやって脱線事故の可能性を一つ一つ潰していきます。

R280の内側にはR243があるのですが、

これは側壁ついたんだろうか。

まあ、考えます。



走れない模型はただの模型ですから。

走ってこその鉄道模型、と思ってます。

そこにこそ、苦しみと、走り抜ける喜びがあるのです。



0 件のコメント:

コメントを投稿