作者自身が忘れてるってどうよ。
『ぱぱのでんしゃ(改2)』 米田淳一著
これ出してました。話としてはうちの架空鉄道・北急電鉄の話です。
敏腕リストラ屋が社長になって、経営改革に名を借りて鉄道会社の清算をしてしまおうとするんだけど、それが偶然からテツになってしまい、鉄道員と鉄道趣味を共有していく中で、鉄道会社の真の再生を目指すようになるという話。
ぶっちゃけ、鉄道趣味版「釣りバカ日誌」という話だったんです。モデルにしたのは一番悲惨な頃の西武と小田急。でも今はどっちも良くなってるからねえ。とくに西武の経営が傾いたあたりが舞台。
で、この話、「鉄研でいず」にも関わるんですよ。北急電鉄でてくる。鉄研のある高校の最寄り駅の鉄道が北急電鉄。ほんとは小田急なんだけど、小田急さんにメーワクかけらんないから。
というわけで、「鉄研でいず2」の最終話は北急電鉄工場の見学の話になってます。「鉄研でいず2」にはこの「ぱぱでん」の樋田社長と鉄研総裁が会うシーンもある。そこらへんも見どころかも。
私の話は全部つながってるんです。道真異聞から織田邪弓隊、このまえの短編集に入れた幕末の話、そして架空戦記、現代もの、そしてプリンセス・プラスティックまでつながってます。全体でもでかい物語になるようにしてます。
で、この話ができたということは、この北急を舞台にした鉄道員お仕事ものの短編が出せるということに。
実はキムタク主演の飛行機ドラマ「GOOD LUCK」ってのが昔あったの。それに感化されて来島という若い運転士を主役にした短編シリーズ書いてたんです。話数メチャメチャあるんですけど、それもリリースできるかもという。
表紙もできてて、BCCKSに組んで、今校正作業中。
表紙はこれからさらに変わるかも。
ちなみに、これにも収録するけど、このシリーズの作品「記念運転」が群雛に載ってます。2015年02月号(別冊群雛)です。
Amazon.co.jp: 別冊群雛 (GunSu) 2015年 02月発売号(1周年記念号) ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~ 電子書籍: 晴海まどか, 君塚正太, 和良拓馬, 夕凪なくも, 絵空, 神楽坂らせん, 小林不詳, 米田淳一, Cot, 鷹野凌: Kindleストア
年末年始の運転風景、そして北急電鉄に導入される自動運転システムと熟練運転士の対決。
2016年1月26日現在、この群雛が99円セールになってます。ぜひこの機会にどうぞ。
ちなみに2014年から2015年にかけて、群雛で勝手に年末年始作戦やったんですよー。
Amazon.co.jp: 月刊群雛 (GunSu) 2015年 01月号 ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~ 電子書籍: 鈴木みそ, 夕凪なくも, 小林不詳, ハル吉, 竹島八百富, 米田淳一, 初瀬明生, 青海玻洞瑠鯉, 婆雨まう, 鷹野凌: Kindleストア
これに載せてもらった「夢二夜(ゆめふたや)」、初夢テーマで「芝浜」っぽくやったんです。この時、ほんと楽しかったなあ。この号も今のところ99円セールです。ぜひ。
すっかり参っていて、自著が出てるのにそれ忘れているという。だめじゃん。
0 件のコメント:
コメントを投稿