もくもく生やしていきます。
で、植物の生え方でもめる。
鉛直方向に生えるのか、日照方向に生えるのか。
答えは、日が全く差さない地中では重力の反対側へ、
日が差せば光の方向へ伸びていく。
ただ、光の方向に伸びるにも足場がないと困るので、
伸びるときに左右に枝振りしてバランスを取る。
でも植物は光合成の効率の最大化をアルゴリズムにしている。
この重力への反応と光への反応はどっちも植物は持っている。
でなきゃおかしいよね。光の当たらない日陰が鉛直方向だった場合どうするのか。
そこにばかりどんどん伸びていくなんてのはないわけで。
森林は植物がそれぞれ光を目指して伸びあいながら、
そういう形で生成されていくのだから。
もちろん日陰しか残ってない場合もあるけど、
そういうときは日陰で生えるのに向いた植物が生えるわけで。
そういうように、植物の生え方にはその中に持ったアルゴリズムがあり、
ただのランダムなわけはない。生きて種を残すために精一杯やってるわけで。
あと木が鉛直に棒立ちしなきゃいけない理由もない。
棒立ちすれば光合成にとって都合が良ければそうなるけど。
だいたいは日照は平行光源で、
光屈性の影響が平均化されちゃうので、
結果的に重力屈性で棒立ちしてるかのように成長してみえるけど、
でも光屈性と重力屈性は、どちらか片方が強いとか言いにくい機序なのと、
あと植物自身が別の要因抱えて成長すれば、
さらに生え方は変わるんだよね。
特に落雷で幹片方失ってるとかになれば。
植物の成長方向は茎、葉、根、花など、どの器官も原則的に重力と光の影響を受けます。重力は地球上であるならば、g=1でどこでも、いつで、同じ条件ですが、光は、光量、波長、照射時間などによってさまざまな条件の異なりがあります。高校の教科書には必ず書いてあるはずですが、茎は重力に逆らって成長し(負の重力屈性)、根は重力の方向に成長(正の重力屈性)します。したがって、「植物は重力に逆らって成長する。」と表現するのは不正確です。
ここも参考。
とあるわけで。
重力屈性に「のみ」従っている、ということは言えない。
結果的に重力方向に伸びているように見えたとしても、それは結果からの話。
やっぱり光を求めて伸びていく性質もあるわけで。
そんなこんなでかなり茂みを生やしてみました。
ペーパー感はかなり減ったかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿