2015年3月11日水曜日

追兎・北急JV(98)久々の工作で難問!死闘!歩道橋信号の謎!

 
 まさかこんなことになろうとは。
 


 さて、小説作品も発表したので、

 久々の自動運転レイアウト(ジオラマ)の工作をしようかと。

 

 この歩道橋だけでどれだけ時間かけてるのか……途中で浮気もするし……。



 ただ、照明はだいぶ点きつつあるので、


 次はいよいよ、道路信号機ではないか、と。


 ただ、花粉症で起床してから1時間は動けない……ぐぬぬ、アレグラ飲んでも対抗できぬ。

 それでもがんばって持病の通院を終えて、さて、道路信号機をつくろうと。


 まあ、モデルにした交差点がある。圏央厚木インターチェンジ前交差点。

 だから、らくらく。


 のはずでした。


 ……嫌な予感が。


 とりあえず作図。



 まず信号機はこんなかんじにおいてある。

 上がインターチェンジ側、左側が相模原方面、右が厚木方面。



 で、点灯パターンなんだけど、

 どうやら、取材した結果の動画が消えてる感じ。


 というわけで、泣きながら、パターンを考える。



相模原側が青。



インターチェンジ側が青。


厚木側が青。


 こんなかんじかな、と思ったんだけど。

 信号の配置を見ながら思ったのは、

 できるだけ通行可能な時間を長くしつつ、なおかつ進路が直交してしまわないように交通整理。

 という考え方なんだなあと。

 そりゃそうだけど、確かに理にかなってるな、と思った。


 思った。

 が!


 余計なことに気がついてしまったのである。


 あれ?


せっかく交通整理してるのに、

インターチェンジ側青のとき、

相模原方面からインターチェンジに入る車線が、他の進路と直交しないのに、なぜか赤信号で塞がれてるのである。

あれ? なんでだろう。


まさか、これが大迷宮の入り口とは、まだ気づかなかったのです。


まず思い出したのが、


要素として一つ、本物とこの模型交差点の違いがある。

それは、


なんと、ここに横断歩道があるんです。本物の圏央厚木インターチェンジ前の交差点には。

つまり、パターンがこれじゃ成立しない。

横断歩道が開通するパターンをどこかで考えないといけない。

だが、それは本物の話。

模型の交差点では、スペースの都合上、横断歩道はなくして、

代わりに歩道橋で横断するようにしてしまった。


つまり、本物の交差点と同じ信号機をおいて、同じ点灯パターンにしても、

そのままだと、幻の横断歩道に配慮したパターンになってしまう! 必然性が緩む!


ぎゃあああ。


というわけで、やり直し!!


で、某SNSの友人某氏から、「相模原からの左折は常時開通では?」という話もあったのだが、

横断歩道がある、ということで納得してもらったのだけど、

謎はどんどん深まっていく。


その謎が中途半端なのに、





こんな具合に相模原からの左折優先の信号を入れたパターンを考えてしまったから、

もう、イントゥーザ・ラビリンスですよ。


まずそれぞれ3方向が青になるケースを考えてパターンを作った。

で、その場合の通行方向に直交しないルートを赤+優先信号で開通させてみた。

けっこう開通している時間は長くなるのだけど、

ただ、これがあってるのか、わからんのです。

第一、交差点上で直交するのは論外だけど、

交差点上で合流するのは渋滞するのでまずいんじゃないかとか、

それに3方向なのになんで2つは左折優先信号つき、1つは直進優先信号付きになるのかとか。


もともと論理パズルは苦手なのに好きという下手の横好きなので、余計に考えこむ。

まず、道路は左側通行なので全部対称にはならんよね、というのと、

交差点がT字路なので、これも対称にはならんよね、という。

あと、道路信号機の場合、特定の進路を止める禁止信号はない。つまり、赤の矢印はないのね。

なんでかというと、色覚に障害ある人も運転してるから、赤矢印と青矢印はごっちゃになって危険。

つまり、赤信号と青矢印の組み合わせでやるしかない。

事実、厚木警察署管内の国道246号線の交差点では、3灯信号機の下に、左・直進・右の青矢印優先信号がついた、6灯みたいになった信号機がズラリと並んでいる。

それは、右折優先ではなく右折禁止にしたいんだけど、右折禁止信号の赤矢印はないので、赤信号に左折・直進優先信号の青矢印を点灯させてるのね。

できるだけ少ない灯数の信号機で、なおかつ交差点内の交通を安全に整理する、しかも赤の禁止矢印がないわけで。

となると、こうなんかなと思うけど、だんだん確信がなくなっていくのです。

しかも、これを実際にPICにパターンを作って、点灯させてパターン変化させる場合は、どれを黄色にして、どれを赤にするかのパターンも考えなくちゃいけない。


ぎゃああ。夜も眠れなくなるー!!!


私的にはもう検証不能っぽい。

というわけで、JV組んでいるY技研のプログラマーであるY氏に、ロジック的に検証してもらおうかと。ヘルプ券使うしかないんじゃないかとか。



わけわからん……。

ほんと、道路信号の難しさを思い知ったのでした。



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