2016年4月12日火曜日

真・6センチセクション「道路信号機のあるセクションをつくる」(7)勢いがつきすぎて「絵に描いた餅」に?







これが絵に描いた餅になるかどうかの瀬戸際。





高速道路と交差点のある6センチセクション。



課題はどう作っていいかわからない回路隠し用の変電所っぽい建物。


だいたい変圧器どうしようというか、

そもそも変電所に、どういう考えで機械が配置されてるかもよくわからん。


で、それなりに調べた。


一応断路器というもので変圧器とか遮断器とかを回路的にサンドイッチするらしい。

断路器はゆっくりしか作動しないけど確実に回路を切れる装置。

これで回路を切ることで、絶対に変圧器や遮断器のメンテ中に電気が来ないようにするらしい。

で、遮断器ってのは、高速で電気を遮断できる機械。

でも、メンテが結構必要みたい。

だから、断路器で回路から切り離してメンテ。

でないとメンテ中に感電しちゃうからね。

で、変圧器も断路器で切り離せるようにする。

機械的には高圧側の遮断器から変圧器、そして低圧側の遮断器と並ぶみたい。

で、直流の電気を作るには変圧器に整流器とかが付属する。

基本的に交流は三相なので、いろんなとこに3つ一組のラインが出来る。

で、それを受電の時に2回線、三相×2で受電するのが基本みたい。

で、変圧器も、単相変圧器だと3組、

三相変圧器だと1基で変圧する。


で、資料見てると、

遮断器でも、古いものとかは作りこみが絶望的になりそうなほど細かい。

で、新しいGISというガス遮断器はもっと細かい…。

かと思ったら、JR海老名変電所の写真を見ると。

おおっ、ボックス状にスマートなGISになってる!

というわけで、これでいけそう。


変圧器は空冷のフィンいっぱいのがメジャーかなと思ってたけど、

明電舎のページ見ると、なんかスマートな変圧器の3D図面がある。


↑↑これの変圧器。

3相分の碍子がドカンと突き出していてカッコいいのだけど、

うちの変電所もどきはJR海老名にあるようなピロティの下に変圧器置きたいの。

というわけで、JR海老名変電所と同じく、地中ケーブルから引き込む感じに。

で、整流器とか、電力ろ波器らしきものはこんな感じじゃないかと妄想していく。


それをShade(3DCGソフト)でモデリングして似せて、イメージを固めていきます。

と・こ・ろ・が。こんな細かいの作れるわけ無いだろという方向に。




どんどん無理な3D上での作りこみを始めてしまいました。

CG上ではいくらでも細かいものが作れますからねえ…。

内心、調べたこことの頭のなかでの整理なんだと言い訳しつつ、

どんどんまた「絵に描いた餅」になっていきます。



こんなの作れない…。

とりあえず自宅の3Dプリンタで出力するとしたらすごくしんどいので、

昔買ったペーパークラフト作成ソフトをまた出してみるものの…すごく無理そう。


使おうと思ってたのはペパクラデザイナーというソフトなんだけどね。

ポリゴン形状にすれば、あとは自動計算で展開図にしてくれる。

展開図のカットラインを主導で指定もできる。

でも、それでも、絶対無理そう。

ふっ、また作れぬものを計画してしまった…なんて言ってる場合じゃない。

現実に作らないと色々とマズイので、

なんとか現実的に作れそうなものにしていこうと思います(ヒドイっ

まあ、どういう理屈でボックス状のものを繋げて作っているかが理解できたので良し、

なのかなあ…。


変圧器。左側の下から引き上げてる細い四角柱が受電部。

上を這っているのが冷却用の配管。手前に出てきてるボックスはろ波器。


反対側から。

4連続のボックス状の変圧器本体のうち、3つが変圧の鉄心が入って冷却されてる感じ。

4つめが出力側。

で、そこから冷却の冷媒装置が出てる。

一番左側が整流器、のつもり。

ホントかどうかはわからん。じゃないかなと思っているだけ。

ただ、なんかかっこよさそうなので。

碍子がバリバリ立ってるのも変電所っぽくていいけど、

そこはぐっと堪える。








建物はこんな感じにしたい。


ピロティに変圧器、上の建物内に遮断器。


一部の遮断器は外部地上にあるけど、それは今回オミット。


機器交換用のハッチはこっちにあるという想定だけど、

実際はフラットケーブルがここから出るんでオミット。


でも、これ、現実的に作らないとヤバイぞ……。


本当に絵に描いた餅になるぞ……。


まあ、なんとかします。


って、なんとかなるのか!?


つづくっ!

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