オカンに電話したところ、
「下手に繊細な材料使うと、後でボロボロになったりするよ」
との話。
たしかに。
運転すると、トラブル対策やメンテナンスでどうしても接触するし、
収納の時もあまり繊細だと困る。
となると、入手しやすくて、そこそこ丈夫なものを選ぶ必要がある。
結局、鉄道模型は、
走らせて楽しむ利点があるところがただの模型よりアドバンテージあるけど、
走らせることのための機能性・実用性を確保し無くてはならない制限もある。
そこが難しいところだよね。
まあ、それゆえに楽しいのだけれど。
で、現状。
こんな感じです。
石膏を流した時、悲惨な感じかなと思ったけど、
後でいい感じに荒れて、いい感じに落ち着いてくれたので、
地面を塗装。
うむ、狙い通りである。
上から見た感じ。
だいぶ落ち着いた。
というわけで、でりゃあああ、と下藪とか下草を表現。
なにげに高校時代、生物部でウロウロした雑木林の思い出を思い出したり。
樹木と草の植生には法則がある。
もちろん、人が中途半端に手に入れたとか、
落雷やがけ崩れなんてアクシデントのあともあるけど、
それすらも織り込んで、法則性がある。
自然にはデタラメはない。
人間がすぐに思い至らないだけで、法則はかならずある。
人間がしっかり観察すれば、そこには自然ならではの合理性がある。
そのためにも実物観察大事。
とくに、山林などは、写真見るだけでなく、
実際分け入って入ってみると、
なるほどなあ、なんて思わされたりする。
このKATOのウッドランドシーニックス社の樹木キットの場合、
キットの枝をある程度考慮してスポンジを付ける必要はあるけど、
そのうえで、実物っぽく、枝を少し無視してもスポンジを付ける必要もある。
それも実物観察をして、実物をよく解釈して理解してないとムリ。
鉄道模型って、そういうところも哲学的なのです。
線路とヤブの間には後でバラストをちょい撒きます。
みっちりだけど、それでいて風が通るように。
風が通らない雑木林は、荒れ果てて、植物も種類が少ない感じになります。
少ない種類で、ひたすらただのビッチリ藪だけみたいな。
さらには死んだ感じの落ち葉だけの森とか。
そういのは、歩けばよくわかります。
ついでに擁壁も作ってしまいました。
耐水ペーパー貼って表現。
むむ、狙い通りになってきた。
Bトレ置いて、雰囲気確認。
こうして雰囲気を確認すると、モチベーションが維持できる。
でも、迂闊にやると、汚れた手で模型触って悲惨になるので注意。
むむ、こんな感じかな。
そして、反対側もやってみる予定。
歩道跨線橋、何色に塗るかな。
そんなことを考えるのも楽しいのです。
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