2015年2月20日金曜日

ものぐさにも程がある! 模型の架線柱をワンタッチで簡単に立てて撤去する裏ワザ!



なにげに裏ワザシリーズ続いちゃったな。


架線柱は立てるとスピード感が強調されて良い。

お座敷運転でも架線柱があるとぐっと違う。

でも、立てて運転、外して撤収がメンドイ。

そのうえ、案外引っ掛けてしまいやすい。


というわけで、



百均のマグネットを使うのね。

マグネットは必ずベース側に接着。でないといろいろとメンドイ。

TOMIXの場合、架線柱の下のベースに合わせる突起を除去し、

架線柱のベース部分の「上」にスチールナットを設置。

マグネットが強すぎて、スペーサーかまさないとベースごと逝ってしまいかねない。

TOMIXのは、スペーサーにそれが使える。







KATOの方はもっと簡単。

ベースに付く部分に、ナットをねじ込む。

M2.6ぐらいのナットだと、チョイ慎重に力を入れればねじ込めて接着の必要もなし。


かなりものぐさが出来ます。

あとはナットと磁石をうまく隠すだけです。


私はこれで、お座敷運転熱がぶり返してしまいました。





2015年2月19日木曜日

『魔改造のテーマ』が聞こえた(11)ともに、いにしえの魔改造、復活!


私が高校生の頃、私は本格的にどうかしていた。

こんなもの作ってたのね。

20系のB寝台車を切り接ぎ窓埋め。

そのうえで何をしたかというと、

銭湯車を作っちゃった。

友人には「走るテルマエだーっ!」(友人テルマエ・ロマエ好きなのね)

と言われたけど、

オリエント・エクスプレスにシャワールームカーがあるんだったら

浴場車があってもいいじゃない、

という発想で作っちゃったらしい。

あちこちおかしい。

お湯を大量に積載するので3軸台車なのはいいんだけど(いやよくないって)

中央が2軸連接台車。

軸重困るじゃんよー。整備性困るじゃんよー。

そして連接部が番台で、

左右に男湯と女湯。

中見るとボイラー室だのトイレだのの小部屋区切ってあるし。

いったい私はナニをしたかったんだ?

謎である……。




まあ、ジャンクのままにしておくのは勿体無いので、

照明を入れてみる、


お風呂の中には当然ペンキ絵。

配線が邪魔くさいなあ。



同じペンキ絵でも、片方はちょい富士山を変えてある。


反対側は単なる通路。

通路側と浴場側で光の色が違うのがポインよ。




ギリギリで湯船が見える。きゃー。のぞきだー、変態だ大変だー。

プライバシーグラスで遮光できるようにしとかんといけないよね。




で、試運転と言いつつこんなにつないでしまう。

チャペルカーに食堂車2両、ドームカーとつながってるけど……

あれ、旅客定員のある車輌がないよ?

ある意味ゼータクだよね。ウエディングランチクルーズ?


しかし、まだまだがんばるのである。

2015年2月18日水曜日

久々に心静かにCG。時空潮汐力特等突破戦闘艦・シファ10G



とても寒くて体がしんどい日である。

結局日程を休んで、心静かにCGをレンダリング。

レンダリングは設定さえすれば、あとはほっとけばできるからね。



シファも第10世代目。近代化改装を重ねてきました。

フルオリジナルモデリング。顔から体から全部ポリゴンで作った。

メインキャラが借り物は良くないからねえ……。

でも、まだまだ研究が必要。


女性型女性サイズ、だけど戦艦。

このデザイン作ったとき、胸部は日本の大鎧と昔の日本巡洋艦のブリッジをモチーフにした。

当時、まだイージス艦が自衛隊になかったけど、

出来たの見たら、おおっ、日本重巡の系譜を継いでる!と思っちゃったもんね。






艦艇は後ろ姿がまた独特なのだ。




やっぱりシファ様はレンダリングすると心が洗われるのである。



さて、これから1週間の後半をガンバラナクテワ。



2015年2月17日火曜日

TOMIXクリーニングカーの前後に車輌を足して保線列車風味にしてみる(1)照明をつけてみる。





この保線列車風味クリーニングカー編成。

やっぱり灯火をつけたい。

というわけで点灯回路を作ってみる。


しかし。

あれ? 点かない。

よく調べて判りました。

片方の配線すべきところ、配線してないじゃんよー。


ごめんよう、私のハンダがヘタで暖めすぎてブリッジとかCRDが逝ったかと思っちゃったよー。

無事点灯。

というわけで点灯写真。




結構激しく点きます。




暗くするとなおさら。
 


2両目なので、1両目は集電を期待できないため、

電源は2両目のクリーニングカーからジャンパ線で引き通しています。

コネクタはハープピッチのピンコネクタ。

コレが一番使いやすい感じ。

でも、逆に接続しかねない危険のために、ブリッジを入れたり、ちょっとした工夫をしてます。

ピンコネクタ、逆挿ししやすいもんね。



煌々と照らしながらやってきます。



線路を照らす作業灯を点灯させながら。


真昼のように照らしながら。


夜を徹して作業は進む。




こんなかんじになりました。

なかなかにぎやかでよいかも。

2015年2月16日月曜日

清掃用具?も楽しく。TOMIXクリーニングカーの前後に車輌を足して保線列車風味にしてみる。

はい、表題のとおりです。

ぢゃなくて。


 こんなものを23年前に作っておったのです。高校生時代。

 F級電機のダイカストを切って、真ん中にコンテナに鉛を詰めたクリーニングヘッドを落としこんでレールクリーニングをしようという企画。

 もちろんそんなの無理でした。

 しかし、外装だけは意味なく凝ってます。全部プラ材とジャンクパーツを使って、種車のF級電機のボディーのシルエットを電機と思わせないために無意味に側壁を傾けてます。避弾経始じゃあるまいし。

 でも、ちょっと面白かったので、23年ぶりにジャンク箱から出てきたので、いじくってみます。

 まずシャーシを電機のダイカストは諦めて、ジャンクのGMプラシャーシに交換。台車もテキトーに。

 次位に本命のトミックス・クリーニングカーを着けます。

 色を変えようとしたら、あっさりクリーニングモーターが動かなくなりました。なおかつ色がうまく乗らなかった。大 失 敗 !

 まあ、クリーニングカーは2台持ってる人も多いようなので、代替機を購入。

 で、なんとか間に合わせます。塗装を変えた外装だけはそのまま、中身をすげ替えます。

 そして後尾車。

 可哀想な23年前のEF66 100(サメ)がジャンクの中にいました。

 カプラー片方破損、スカートも破損。パンタグラフ吹っ飛んでる。

 というわけで、謎動力車に改装です。

 プラ車体を切るのは忍びないので、紙で車体を作り、裾部分だけプラ材で補強します。

 保線車両の知識なんざ無いので、情報量を増やすだけ。ツッコミざかりの皆さんはあえてここで寛容の心を学んでほしい。(玄田哲章さんの声で)


 というわけで、こんなです。





無愛想で無骨だけどユーモラスなのが保線車両のフォルムの醍醐味。

将来的には電飾もやりたいなあ。これから拭く線路照らしながら走るとか。


楽しみはつきないのです。



2015年2月14日土曜日

『魔改造のテーマ』が聞こえた・チャペルカー作成(10)詰めの作業


 チャペルカーの内装を作ってみる。




 礼拝堂風味。トラピスト修道院のものと、「光の教会」風味を考えてみる。

 Inkscapeでデザイン、プリンタ出力。

 そして、チャペルカー車内に取り付ける。



 灰色は案外にあわなかった。白い十字架は案外映えない。



 神父と十字架。




花嫁と神父。


 反対側からもよく見える。






  結構重厚感あるような気が。。

2015年2月12日木曜日

便利? 鉄道模型の複々線分の電源供給を1本のLANケーブルでやってしまう裏ワザ!


大きなお座敷運転レイアウトを作ると、かならず困るのが、コードの取り回し。

とくに電源からレールに電気を供給するフィーダーコードは、短いし、長く延長しようにも延長コードが短いし高いし、見た目も悪いし「スパゲッティ」になって管理しにくい。

というわけで、一挙解決の方法。


延長部分を、LANケーブルに置き換えちゃうのね。



用意するのは、

フィーダーコード
LANジャックDIP化キット(150円ぐらい)
ユニバーサル基盤(小さいのでいい)
基盤の足(ないとアブナイ。セットで売ってて安い)
ピンコネクタ
ピンソケット
(贅沢にかっこ良くやりたければ)KATOパワーパックフィーダー互換コネクタ
   ここらへんは秋月電子通商で売ってる。秋葉原行けなくても通販で買える。


熱収縮チューブ
ハンダ
ハンダ吸い取り線
   最近ホームセンターなんかでも売ってるみたい。

カッター
テスター
はんだごて(Amazonで熱調節機能付きのが安くてとても便利)
あと電気コード用のよく切れるニッパー


こんなもんでできる。ほとんど通販で買える。田舎暮らしは秋葉原行くより通販が便利。送料より交通費のほうが高い。






 やり方は簡単。

 フィーダーコードを切断します。

 切った線の切断側をちょっと剥いて、それぞれピンコネクタをはんだ付けします。

 ハンダづけはコネクタとコードの被覆剥いたところ両方につけて、接合するときはそれぞれに付いたハンダ同士を溶かして、自然にくっつくようにするのがツボ。
 片方だけにハンダつけるとか、ねじって仮止めしてからハンダを流すとかはダメ。めんどくさいしかえって難しくてうまくいかない。
 ハンダ同士だとちょっと溶かせばすぐハンダ同士がつながって、速くて楽で確実。
 ただ、付ける前にそれぞれのコードを熱収縮チューブの中を通してからやらないとダメ。熱収縮チューブは巻きつけるじゃなくて、通しておいて、つなげてからずらしてかぶせるしかないから。
 間違えたらはんだを溶かして取って、チューブはめ直すべし。
 絶縁しないとほんと、あぶないよー。


これでコードの準備は完了。複々線だとコード4本が切断によって8本に、それぞれ青と白があるので16回、ピンコネクタとコードそれぞれにハンダつけるので32回もこれだけではんだ付けしないといけないけど、まあ、あとが圧倒的に楽になるので、ちょいここは辛抱。





で、今度はLANジャックキット。
これにはLANジャック本体と、ユニバーサル基板とかにそのままさせるピンコネクタと、その二つをつなげる変換基板がセットに入っている。

これは地味にハンダ付けして組み立てるのみ。
隣とハンダがつながっちゃったらショートしてあぶないので、ヤバイと思ったらはんだ吸い取り線当ててハンダで熱すると、いらないハンダが吸い取り線に毛細管減少みたいに吸われて簡単に除去できる。
ハンダは吸い取り線で吸い取れば、何度でもやり直しが聞くので楽。
逆にハンダをカッターで除去するのはすごくしんどいよ。ハンダごてと吸い取り線でよろしく。

で、組み立てたLANジャックは、変換基板を介してLANケーブルの差込口の反対側に8本つながったピンコネクタがつながる。あと1本ずつ左右のピンコネクタは固定用の脚のぶんで、電気関係ないのでそのまま。

なので、8本のピンコネクタをさしたユニバーサル基板に、コネクタと平行に1列8本のピンソケットをはんだづけする。

そして、基盤の裏側で、ピンコネクタとピンソケットのハンダをつなげる。

これでハンダ作業は完了。


うわっ、私のハンダ付け、汚すぎ……。

まあ、通電と絶縁がしっかりしてれば無問題と思っておく段階。

やってるうちに、少しうまくなるかもだし。



コネクタとソケットが1対1対応でつながることが大事。これが隣とつながっちゃうと混線してショートしてあぶないので、ハンダが終わったら、つなげちゃいけないところにカッターの刃先を走らせる。

ちょっとガリガリしても引っかからなければ、つなげちゃいけないところは絶縁されててつながってない。つまり混線はない。

引っかかったらハンダが漏れてつながってるので、ハンダをやり直すか、軽微だったらカッターでカットしてしまうと楽。無理は禁物だけど。

このLANジャックとピンソケットの付いた基板を2つ用意する。

あとはLANケーブルで2つの基板(変換基板)をつなぐ。


手で持ってるのがピンコネクタつけたフィーダ線。

これをピンソケットに挿す。

こっちの基盤は将来用にもうLANソケットをもう1つ準備工事してある。


そして試験。

本当はLANコネクタのピンには番号がふられてるので、それ理解すればすぐだけど、

実際はやってみると、初心者なので、それ、結構頭が混乱するのね。



だから、ざっくり、パワーパックからのフィーダ線(ピンコネクタ付き)を変換基板のピンソケットに差し込んじゃう。

で、もう一つのLANケーブルで繋がった変換基板には、線路とつながるフィーダ線(ピンコネクタ付き)を挿して、線路のフィーダーとつないじゃう。

あとは動力車をレールにおいて、パワーパックでじわりと通電。



いきなりショートしたら、基本それは変換基板のハンダづけのときに混線してるので、チェックしてハンダをやり直す。

ショートしないけど動かない時は、ハンダはできてるけど、ソケットの間違ったところに線路側からのピンコネクタを挿してることが多いので、ピンコネクタ抜いて他のところに挿し直す。

うまく動力車が動けば成功。あとは走る向きがあってるかを確認して、まちがってたらピンコネクタを逆向きに挿しなおして、再度確認。

で、問題なければ、あとで困らないようにパワーパック側のフィーダ線と、線路側のフィーダ線にマーキングして対応関係を明示しておく。

あとは残りの3線もチェックしながら挿していく。

よほど失敗しても、DCCより電気は弱いし、ほったらかさなければ火事になるほどヒドくないし、危なかったらパワーパックのブレーカーが作動してくれるので、とりあえずやってみる。

混線、ショートは怖いけど、でも怖がりながら慎重に、でも実験と思って勇気を出してやってみると良い。






あと、趣味次第で変換基板にケースかぶせてもいいし、ケースに仕様通りに綺麗に穴あけしてKATOフィーダー用ソケット互換品を植えるのも、スマートで楽しい。
 (でも互換品、ソケットはKATOのはKATO純正品とつながるけど、コネクタは使えないのね。サイズが微妙に合わない)


これで、複々線分のフォーダーが1本のLANケーブルに集約完了。

延長したければ、長い市販のLANケーブル買ってきて取り替えるだけですぐ簡単に延長できる。

しかも、どの線がどのパワーパックとつながってるのかもわかりやすい。



設営が楽になりますよー。おすすめ小工作です。



あと、お勧めなのが、


 KATOユニトラック複線のフィーダーレール。

 使ってると、複線の左右どっちにパワーをつないでるのか、わかんなくなることがある。

 だから、線路の真ん中と、フィーダー線の根本に番号合わせてテプラを貼ってしまう。

 すごく地味だけど、これもやると便利。あとが楽です。



 職場のおまつりで。フィーダ線は複々線分が集約されてるのでだいぶスッキリ。



 根がズボラなんで、いつもこんな、もっと楽できないかなと、こんなことばっかりやってます。


 この他で結果、言わないだけで余計めんどくなった失敗もあるけど、それはまたいずれ。