2015年1月2日金曜日

追兎・北急JV 自動運転レイアウトを作る(93)明けまして、ああ、蕨峠

 きんがしんねーん(謹賀新年)!

 というわけで、正月合宿2日目である。




 北急電鉄山際キャンパスから、元旦の最高の初日を見上げて、




 海老名へ。これから次の目的地へ。

 海老名検車区はダブルクロスがイカスよね。


 しかし、やや暗雲が。大丈夫か?



 で、早速相鉄の誇る特急で横浜へ。

 しかし、私も猛者も、


 もはや昨夜の亜空間の衝撃で、これにしか見えないのね。鹿島臨海はまなすに。どうかしてるぜ! 



 それはともかくとして、



 相鉄特急は即決で横浜着。


 そして、京浜東北線で北上。

 東海道線とデッドヒート。まあ、抜かれるけどね。


 まさかの雪がちらつく中、


 都心を抜けていく。山手線のこの車輌も、いずれなくなるんだよね。

 旅に同じ旅は一つとしてない。その一つ一つが、大事な記憶。



 望遠圧縮効果入れると、通勤列車って量感があっていいよね。


 そして、蕨駅着。ここにこんな書が。めでたい。



 腹ごしらえをするのである。

 そして宿で支度をして、 




 夜を迎えるのである。



夜の蕨駅。

 イルミネーションの前を抜けて。




 到着。



  2日目の目的、鉄道模型バー・蕨鉄道さん。お世話になります。



 よく伺っていたので、新年のご挨拶とともに、お食事とお酒と、そして模型。


 周遊列車のニューイヤークルーズ、開始。

 ところが。



 この蕨鉄道さんのレイアウトのすばらしい雪景色の部分、通称、蕨峠。




 やすやすとEF81牽引の「あけぼの」が通過する。

 蕨鉄道さんの名物は、お店の前の線路を行く寝台列車のお見送りなのだが、今日は臨時「あけぼの」ふくめてすべて走らない。ぐぬぬ。

 しかし、そのかわりに模型の「あけぼの」が雪中を快走する。




 だが、なんと、我々のオリジナル車輌は大苦戦。

 やはりシャーシバランスなのか、カスタム化が災いして、なかなか難しい。

 しかも、この峠に挑んだうちの車輌のうち、さすがにVSE改・LSE改は楽だったが、

 クルーズトレインは牽引機がグリップ不足でうまくいかず。

 ほかにも猛者の重装甲列車も苦戦。

 そして、ならば板谷峠すらやすやすと登る新在直通新幹線を! と、我が北急電鉄の最新鋭、E6系改Y6系こまち改新在直通クルーズトレインの出番!!

 全車グランクラスに食堂車付きの切り札登場!!

 のはずが。

 あれ、全然、蕨峠どころか、ホームストレートの普通の坂すら昇れない。

「あ!」

 Y6、元ネタがKATOのE6系なのね。

 KATOのE6には、E5系併結のために、はじめから動輪に、トラクションゴムが、ない。

 ぎゃあ。

 玉砕でありました……。



 そんななか、

 なんだこれは!

 まだまだ猛者には隠し球があるようです。

 しかし、それはまたのはなしとして。



しかし、新年記念にこんな夢々しい、猛者の作の列車が登場。



 エレクトリカル大宮鉄博パレードトレイン。(勝手に私が命名)

 スケルトン仕様のC55 25牽引の鉄博記念スケルトンコンテナが紅白の輝きでパレードし、新年のめでたさに華を添えました。

 写真ではハレーションで紅白がうまく写っていませんが、そこは更新時にまた図を追加します。

 しかし、楽しいことは、写真に取るよりも魂に焼き付けるべきもの。(ジブリ美術館風味)

 魂に、この楽しい蕨鉄道さんでの夜は、また優しく、すばらしく焼きついたのです。



 また、「蕨峠」攻略は課題になりましたが、しかしこれは絶対に我々の工作の技量不足でしかない。

 なにしろ他の方の車輌はスイスイ登っていくわけだから。ぐぬぬ。

 ああ、蕨峠。

 次回来訪時に完全制覇を期すことに。わしは、あきらめんぞ……。




 カクテル「埼京線」と、


 カクテル「中央特快」を〆に頂いて、

 じつに素敵な合宿2日目、元日の夜はふけたのであります。



 ところが、なんと。



 蕨の宿で。


 まさに蕨からの始発電車を待つ極早朝。


 蕨鉄道のマスターからのメモをありがたく読みつつ、


蕨峠攻略のための反省会となっていたのでありました……。


 そして、なんと!! 合宿3日目の準備をしております。

 まさにスペクタクルな正月合宿3日目、はたしてどうなる?

 まだこの項、つづくのです。

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