猛者(奇車會社尼崎)から動力が回送されてきた。
KATOのEF81現行モデルの動力である。
奇車會社で余剰となったとのことらしい。
実は、
うちでこの機関車、EFY500が動力不調で休車、静態保存になっていたのです。
もともとこのEFY500は、
EF200の試験機が登場した時、あれよりもスマートな旅客機を作りたい、と、
EF81を重改造、というか、ボディ新製、足回り重改造して作った機関車で、
中身はフライホイールが初めて搭載されたころのKATOのEF81。
箱書きによれば、作ったのは1994年7月。今から21年前。
多分もっと昔。
ボディの設計もオリジナルで、たしか方眼紙に手書きして、
それをコピーして製図、
それをなんと0.3mmのプラシートに家庭用コピー機で直接コピーして(!)
それを手で切り抜いて作ったように記憶している。
足回りはEF81の台車のコイルバネのモールドを削って、
2穴パンチで1mmのプラシートを抜いて作った丸材を
空気バネにして、
ボルスタレス動力台車っぽく作った。
金属メッシュ使ったり、
ホイッスルカバーとか無線アンテナとか、
当時にしてはけっこう凝って作った。
で、仕上がってから、
そりゃ喜んで運転したのだけど、
牽引するのはうちのクルーズトレイン。
そのクルーズトレインも、
どんどん増結していって、
最終的に16連*2本となり、
経年劣化するEFY500の動力ではしんどくなった。
それでEH510という、
EH200を交直流化したことにした機関車を作り、
牽引仕業を引き継いだのです。
でも、ひょんなことで、
そのEFY500を復活させようという話に。
というわけで、現行のKATO EF81動力が送られてきたのです。
運転台回りのダイカストの形状が変わっているのだけど、
それ以外は結構使えそう。
中間台車とか床下機器、そして動力台車のモールドは全く変わってなかったので、
EFY500とすげかえます。
パチンパチンと簡単に。
カプラーとスカートユニットだけは
クイックヘッドマークとか運転室内装表現のためか
互換性がないので、
これだけASSYパーツを発注。
というわけで、新たな心臓を得たEFY500。
元通りに近い形ですが、動力はほぼ新品。
しかも運転室内装のスペースが空いたので、
機関士と機関助士を乗務させてみました。
ガラスが大昔、透明プラ板で作りっぱなしだったので、
すこしサイズ調整とか色差して、透明度を改善してみました。
これで、あとは反対側のカプラーを交換して、
試運転と牽引試験に望めそうです。
奇車會社尼崎の猛者に感謝。
ちなみに動力には、
これが同梱されていた。
そうだよなあ、ガルパン映画やるんだよなあ。
観るしかないよなあ。猛者、ガルパン好きだから。
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