2015年10月13日火曜日

原点の罐を再生する・機関車EFY500の動力換装




猛者(奇車會社尼崎)から動力が回送されてきた。

KATOのEF81現行モデルの動力である。

奇車會社で余剰となったとのことらしい。

実は、


うちでこの機関車、EFY500が動力不調で休車、静態保存になっていたのです。


もともとこのEFY500は、

EF200の試験機が登場した時、あれよりもスマートな旅客機を作りたい、と、

EF81を重改造、というか、ボディ新製、足回り重改造して作った機関車で、

中身はフライホイールが初めて搭載されたころのKATOのEF81。

箱書きによれば、作ったのは1994年7月。今から21年前。

多分もっと昔。

ボディの設計もオリジナルで、たしか方眼紙に手書きして、

それをコピーして製図、

それをなんと0.3mmのプラシートに家庭用コピー機で直接コピーして(!)

それを手で切り抜いて作ったように記憶している。

足回りはEF81の台車のコイルバネのモールドを削って、

2穴パンチで1mmのプラシートを抜いて作った丸材を

空気バネにして、

ボルスタレス動力台車っぽく作った。

金属メッシュ使ったり、

ホイッスルカバーとか無線アンテナとか、

当時にしてはけっこう凝って作った。


で、仕上がってから、

そりゃ喜んで運転したのだけど、

牽引するのはうちのクルーズトレイン。

そのクルーズトレインも、


どんどん増結していって、

最終的に16連*2本となり、

経年劣化するEFY500の動力ではしんどくなった。


それでEH510という、

EH200を交直流化したことにした機関車を作り、

牽引仕業を引き継いだのです。



でも、ひょんなことで、

そのEFY500を復活させようという話に。

というわけで、現行のKATO EF81動力が送られてきたのです。


運転台回りのダイカストの形状が変わっているのだけど、

それ以外は結構使えそう。


中間台車とか床下機器、そして動力台車のモールドは全く変わってなかったので、

EFY500とすげかえます。

パチンパチンと簡単に。


カプラーとスカートユニットだけは

クイックヘッドマークとか運転室内装表現のためか

互換性がないので、

これだけASSYパーツを発注。


というわけで、新たな心臓を得たEFY500。


元通りに近い形ですが、動力はほぼ新品。


しかも運転室内装のスペースが空いたので、

機関士と機関助士を乗務させてみました。


ガラスが大昔、透明プラ板で作りっぱなしだったので、

すこしサイズ調整とか色差して、透明度を改善してみました。






これで、あとは反対側のカプラーを交換して、

試運転と牽引試験に望めそうです。


奇車會社尼崎の猛者に感謝。


ちなみに動力には、


これが同梱されていた。

そうだよなあ、ガルパン映画やるんだよなあ。

観るしかないよなあ。猛者、ガルパン好きだから。



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