とあるシフト休。
いい天気だったので、
ロケハンに出かける。
軽自動車にビデオカメラと三脚載せて、出発。
調査の目標は、圏央厚木インターチェンジ入口交差点。
うちの目下作業中の、天神山前交差点のモデルである。
まず交差点の信号機の現示パターンを撮影。これをモトに、模型の交差点の信号機のパターンを作るつもり。
いや、模型なんだからそれっぽければいいけどね、実物を観察してからやると、自信を持ってできてすごく楽。
あれこれ考えこむより、現物見たほうがすっきりする。気分転換にもなるし。
交差点の直ぐ側にバス停が。それもかなり近く。びっくり。
むむむ、これは使える! 早速収穫。
三脚持ってちょいウロウロ。
案内看板の裏を観察。裏って、表を頑張って作っても、あれ、裏どうだったっけ? になる盲点。
この補強とか塗装とか、すごく参考になってしまうのです。
中央分離帯の交差点での終点処理。片方はなにもないけど、片方は反射板と柵がある。
こんなのも作る上でのポイント。
看板各種。それぞれ参考に作りこむと楽しいだろうなあ。作るの難しいだろうけど。
でも、結構「昭和」テーマに偏りすぎてる既成品の模型だと、最新の平成の列車を走らせてるのにバランスとれないこともある。E233系とかがバンバン走ってる脇が明らかに昭和の感じの古い幹線道路とか。
それはそれでいいかもだけど、あえてバッチリ平成の雰囲気にしてみたいのです。「昭和物語」もいいけど、「銀色列車の現在」もいいんじゃないかなと。そういうのも個性だと思うんだよね。
歩道橋名の標記も研究。
信号機も観察。歩道橋に登れば結構観察できて楽しい。
で、この案内板を作りたかった。高速入り口といえば道路状況案内板。
今日も海老名JCTは絶好評渋滞中。あそこは設計ミスだと思うんだよね…はさておき、この案内板には黄色点滅灯もついてたりするので、それも観察。
裏側はのっぺり。これ、こういう観察しないで憶測で工作すると、ついつい過剰にディテールして、消耗しちゃうところだよね。柱のこのシンプルさも。
観察することで、リアリティと作業効率をあげられる。やはりロケハンは大事。
柱の下には配電盤。
中には料金メーターが。これ、検針に来るんだろうか。
で。この表示板、裏はのっぺり、だけど横になんとこんなディテールが!
柱の横にハシゴが隠されてる。しかも、横にメカニカルな構造が。
なんとも作りこみがいのありそうな。でもなんだろうねと思うと、
これ、クルッと回せばすぐに調整中と表示できるように用意されてるのね。ここに登ってそういう作業ができるようになっている。
こういう仕組みがわかると、すごく楽しいよね。なるほどー!! って。
というわけで、これの隣を見ると、
県警の古いタイプの電光表示板。消灯してる。表示する必要のある異常のない日常の平穏が何より。
裏はこんなにディテールが。時代も違うし、管理者も違うし、メンテナンスの考え方も違うんだろうね。これも作り込めたら楽しいだろうけど、しんどそう。
で、こんなのも。幹線道路には今や必須、自動検問装置。
これ、はじめ、履歴はとらないって言ってなかったっけ。今やバシバシ通る車全部撮影してるみたいだけど。まあ、警察さんが情報を適正利用して検挙活動と市民の安全に役立ててくれれば問題ないと思ってるけどね。
それはさておき、このメンテナンス用キャットウォークの構造が興味深い。道路の中心で点対称構造に鳴ってる。
柱も鋼管で作ってある。うちの近所にもう1基あるけど、そっちは鋼板でラーメン構造になってたのね。面白い。
うぐぐ、作ると難物、まさに難攻不落だろうな。エッチングメッシュに真鍮線ハンダ付けで? しぬなあ。
で、さらに見ると、
この検問装置の柱を守るために、すごく短いガードレールが用意されてる。ちょい可愛い。
他の案内看板も最後に見る。管理者の表示が。
撮った写真60枚、動画は30分以上。大収穫でした。
で、このそばにイカスお蕎麦屋さんが。
そこで最後に昼食を食べて大満足のロケハンでした。
家に帰って、資料整理のあと、撮り模。
「夢幻軌道」って感じ。
友人Y氏の高級カメラが羨ましくなる。iPhoneカメラ手持ちだとこんなだもんねえ。
でも、少しずつ賑やかになってきたレイアウトは、楽しいのである。
これに看板とか付けば、更に楽しいはず。
ちなみに我が家で使っているビデオカメラでもこの程度である。2048ピクセルじゃ駄目だ…。三脚に取り付けられるのが利点だけど、ほかはiPhoneに負けてる。
でも、まだまだ活用していこーと思う。ほんと、いろんな動画撮影に活躍してくれてるし。
というわけで、楽しいロケハンの日でした。
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