RaspberryPi、ラズパイである。参考>> Raspberry Pi - Wikipedia
で、なんでこれを買おうかと思ったかというと。
こいつらのためである。
何しろ、この建物、この小さな1軒で6個ぐらい明かりをつける。
まず現時点で
1:バーの正面
2:寿司屋の水槽
3:寿司屋の店内
4:寿司屋の看板
5:2階の室内灯
と5個も使っている。
これが、さらに2階を部屋わけしたいし、1階も部屋わけしたい。
だって、この建物、中から1発ボワーンと光らせるのはつまんないもの。
とはいえ、すでに5個。
スイッチだけでも大変なのに、
ボリューム調整したくもなってきた。
ところが、である。
そんな建物があと3軒。合計4軒。
7~8個の明かり*4軒で……スイッチ数とボリュームが……げげっ!
となるわけですよ。
そんなときこそコンピュータ。
少しプログラム化して入出力を簡単にするとともに、
せっかくだから、シナリオを作って、時間軸に沿った明かりの情景を作ってみようかと。
朝、寿司屋の裏では朝食の明かりが。
おくれてバーの裏では昨夜の営業から起きたママの朝食の明かり。
下町の裏だとあかり付けないと見えにくいのね。
そして寿司屋仕込み開始。大将、娘のことを心配しつつ、仕込みのために店内の明かりをつける。
そして昼になってくると、寿司屋ではランチ営業開始。水槽に明かりつけてがんばる大将。
昼下がり、水槽消灯して昼休み。
そして夕方、看板と水槽に明かりつけて、寿司屋の夜の営業。
バーも営業開始。バー正面の明かりも遅れてつく。
そして2階寿司屋側の明かり消灯。大将まめに明かり消すのである。
そして寿司屋、先に店じまい。水槽灯消灯。
そのあと、寿司屋の2階灯をつけて、店内灯も消灯。
バーも営業終了、灯り消灯。
1階灯を消して、2階灯も全部消えて、バーのママと寿司屋の大将、おやすみなさい。
そして、看板も消灯。
そして次の朝を迎える……。
たったこれだけの小さな建物なのに、中に人が生活しているとなると、
こういう灯りのドラマがあると思うんです。
で、これをスイッチパチンパチンとやってくのは非効率。
やっぱりコンピュータで制御したいと。
でもね。
私、バリバリの文系なの。
プログラミングもずっと昔、BASICのころにしたぐらいだし、
電子回路も3年前はハンダ付けも怖かったし、
LEDに抵抗付ける理由もわかんなかったの。
でも、作りたいのだから、そこは、泥縄でもいいから勉強するしか。
まずRaspberryPI(以下ラズパイ)のセットアップ。
プレステとかに使う普通のHDMIケーブルが使えるのがすごい。
ちなみにこれとは別にタッチパネル付き液晶をつけるソケットも用意されてる。
うんうん、あとはHDD代わりのマイクロSD買ってくるだけだな。
NOOBSというソフトをWindowsの母艦機にダウンロード。
このソフトでラズパイのOSをマイクロSDに作りこむ。
ちょっと混んでるのか時間が掛かる。
ラズパイはPCなんで、いろんなOSを入れられるけど、ここは推奨のRaspianを入れる。
そしてマイクロSDをセット。LANケーブルもセット。
マウスとキーボードもつなぐ。普通のPC用のが使える。
そして電源投入。マイクロUSBケーブルでiPhoneの充電器経由でコンセントから電気を送る。
それでいきなり起動する。
HDMIでつないだテレビにセットアップ画面が。
実はここで、下に日本語とか選べるようになってるけど、選んじゃダメ。
選んだらこの後文字化けしまくった。(やっちゃったのね……)
はい、インストール、サクセスですー。
再起動ががかり、こんなチェックをして、再起動。
初期設定が文字化けしまくったけど、それも解決。余計なことしなければスムースと思う。
ラズパイはコンピュータなんでパスワード決めてあげるのと、
(結構悪用だってできるぐらいのパワーあるからね)
SDカードの全部を使えるようにファイルシステムを拡張してあげたり、
時計のタイムゾーン決めてあげたり、
あとキーボードの種類を設定したり、
使う言語を決めてあげるぐらい。
言語はここで決めればもう文字化けはないのね。
これは設定画面でできるし、
あとで設定画面を呼び出すこともできるので、まあ楽。
こんなWindowsみたいなGUIも使える。
ファイル操作もこんなのでできる。
で、さっそくLEDを点灯させてみる。
GPIOというピンコネクタから電気が出るので、
それをブレッドボードにつないで、LEDと抵抗つけて、GPIOのピンに出力。
これをはじめは使った。標準でついてくるScratchという、
子供向けの教育用プログラミングソフト。
うちで使ったらサウンド関係を使うとソフトが強制終了してしまった。
でもそれ以外だとLEDを点灯させるとかがわかりやすく使える。
ただ、0.1秒間隔とかの点滅は、ソフト的におっつかない感じ。
というわけで、次はちゃんとプログラミングしてみます。
つづくっ!
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