さまざまな我が架空鉄道北急電鉄の車輌の落成後公式試運転にお世話になったレイアウトの最終運転、万感こみあげるものがありました。
このレイアウトで出会った素敵な皆さんにも深く感謝です。また、レイアウトの保線を頑張ってくれたスタッフのみなさん、本当におつかれさまでした。
木漏れ日線、永遠なれ。
私はうちの新9000形、あかまつあおまつ、特殊機関車ミルヒ号、そして最後はクルーズトレイン・ブラウンコーストエクスプレスとEH510で惜別の華を添え、そして他の方の運転による最終列車のテールランプを見送りました。
私はうちの新9000形、あかまつあおまつ、特殊機関車ミルヒ号、そして最後はクルーズトレイン・ブラウンコーストエクスプレスとEH510で惜別の華を添え、そして他の方の運転による最終列車のテールランプを見送りました。
というわけで、惜別アルバム。
北急電鉄新9000形(オリジナル)。シャーシまで紙製、前頭部レジン製の北急通勤車の最高峰。
最後の時間を惜しんで、減車した4連で運転しました。
北急観光ディーゼルカー「あかまつ・あおまつ」。これもレジン・ペーパー製。
奇跡の特殊機関車ミルヒ号とグリーンティーエクスプレス。25年以上の時を超えて蘇ったTOMIX・C型ディーゼル改造のロッドつき機関車。小型客車を率いての力走です。
おへそライトに金色のバッファも得意気にカーブを走ってきます。
そして、我が北急電鉄のフラッグシップ、ブラウンコーストエクスプレス。1991年竣工以来走り続けてきた自由形クルーズトレインのパイオニア。牽引機はオリジナルのEH510機関車。
後尾は20系改造のサロンカー。惜別のパーティーが車内では行われているようです(妄想)。
風景の中をのびのびと車両を走らせられる。まさにレンタルレイアウトの醍醐味。
しかし、刻々と別れの時が近づく。
この列車の姉妹列車ファンタジアコーストエクスプレス。
北急ペーパー製列車のパイオニア新5000形とその2次車。
ペーパー車両の未来を垣間見たペーパー製E655系1次車。
そして製品化発表に打ちひしがれながら、メーカー、それもNの最高峰KATOという巨大な壁に挑んだペーパー製E655系(2次車)。
まさかのプラ車体の匠との苦しい競作となったペーパー製あかまつあおまつ。
その匠にプレゼントされたEF510 600。
すべてが、さまざまにこの轍の上で、のびのびと走ってきた。
まさにここは、晴れ舞台だった。
ときに眺めるお客さんとお話がはずみ、
ときに模型趣味に興味を持つきっかけもなかった女の子たちが「可愛い!」と声を上げ、
ときに一緒に走らせる見知らぬ方と友となり、
ときに小さな子に「くやしいなあ」と言わせながらその夢をふくらませた。
その舞台の、幕が下りる。
最終列車がついに走りだす。
別れがせまる。
記念撮影もおえて、最後の列車がゆく。
最終列車のテールランプが遠ざかっていく。
ありがとう、素敵な仲間たち。
ありがとう、相模原タムタム木漏れ日線。
ありがとう、忘れ得ぬ轍よ。
さあゆこう。うつむくのはここまでにして。
素敵な思い出を魂に焼き付けながら、
新しい夢へ、かけだしていこう。
線路は、どこまでもつづくのだから。
私の中で、一つの時代が終わったような気がしました。
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