普通のユニバーサル基板とかのピッチは2.45mm。それを1.27ミリのピッチに一挙に小さくします。
なんでかといういうと、やりたかったことがあるのです。
SE8Cという信号制御ボードからの週力は2.45ミリの10ピンフラットケーブル。これをCRDでLED用に電流を制限して、2基の3灯信号に分配するんだけど、
分配のところが困る。フラットケーブルそのままだと格好悪いし、かといって自作信号機から伸びたエナメル線をそのままベース下に下ろすのもいい感じがしない。
そこで、10ピンケーブルをハーフピッチの10ピンフラットケーブルにしてレイアウトの地表に出そうと。
出したあと、レイアウトの地表で分配すれば、弱点になりそうなエナメル線の距離を可能な限り短くできる。
という目論見でハーフピッチの世界に手を出しました。
で、よくあるうまい人の製作記見てると、ここでちょっと秋月電子に寄って…となるところが、うちは田舎なので秋葉原なんかいけません。もちろん通販です。送料のほうが電車賃より安い。
届いて、開梱してみてみると、
ちっさ! すごくちっさ!
ハーフピッチのものはなにもかも小さいのです。
これで組めたら、結構隠しやすいなあ。あるいはもう一部は見えてても模型的にはカッコイイかも。
というわけでハンダ付けです。使うのは愛用の白光のハンダコテセット。普通に買うと高いけど、amazonで爆安だったので購入。
すごく作業効率が高くなります。すぐあったまるし、温度お知らせランプとかあるし。最高です。
温度調整も可能。すごく便利。
コテ先も極細にします。チョイ割高だけど、あるとないとじゃ大違い。腕の悪さを道具でカバーです。この値段でカバーできると思えば安い。
で、こんなかんじ。
ピンのアサインは変えません。ただピッチをハーフピッチに切り替え、そしてCRDを入れます。
CRDはうまくつければ抵抗計算もいらないし、ダイオードと一緒にいれれば不測の事態にも耐えられるそうです。(電気工事士免許持ってるY氏に聞いた)
で、この灰色のハーフピッチ10ピンをレイアウト上にだします。
そして、そこでレイアウト上の回路。
黄色いマスキングテープで抑えてあるのがそれです。
もうちょっと小型化できるんですが、1つの10ピンで3灯信号2つ制御できるので、この写真の信号機にもう1基追加できるようにターミナルを作ってあります。
あ、でもそれならもう一個もターミナルにすればもっと小型化できるな……。あとで気づいた。
ま、これは試作品です。これを風景の中にどう溶けこませるかも作りどころ。
これの利点は、信号機のメンテナンスが容易になる。LEDは耐久性が十分あるんだけど、やっぱりエナメル線ぶらぶらは心配。だけどこれなら10ピンハーフのケーブルを外せば、ポン置きで信号機が使える。だから今回の信号機はまだ塗装前に点灯させて、こんなかんじに写真まで撮ってる(ヒドイ。
で、ここまでの風景を見る。
全然回路が目立たない。まあ、他のストラクチャーも工事中感満載だからかもだけど。
天神前交差点から。回路は全く見えない(あたりえまえだ)
レイアウト全体が賑わってきました。
明かりを落とすとこんなかんじ。構内の赤信号って、こう並ぶと旅情というか旅愁というかが漂うよねえ。
はやく左側の新規着工頭端駅、電鉄宝塚駅も電飾せんとなあ。
工事中の写真。作業中はしかたがないのである。頑張っても結局無理でした。
とにかくチャレンジあるのみ。回路の増産のまえに、改善をドンドン進めていきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿