2015年2月21日土曜日

春の吉祥寺にレイアウトの一つの頂を見た~ブライダルクルーズトレイン、至高のレイアウトでシェイクダウン。




吉祥寺に、Oさんという方の素晴らしいレイアウトを拝見しに行きました。


落ち着いたハンモックカフェ。

カフェはほんと、文化の尺度だねえ。

すごく素敵。

(写真は他のお客さんに配慮して自粛)



そのカフェに期間限定で展示されていた。

Oさんには前にお話していたので、ご挨拶の前にお食事。

そして、拝見。





ジブリの風景みたい。





まさに文句なしの素敵な風景。

木漏れ日の様子がいいね。



走行させてくれることになって、

ありがたいので、まずうちの保線車でレールをクリーニング。

このコンクリート橋ですでに感動。

コンクリート橋ってこんなに表情豊かにできたんですね。すごい観察力、再現力。

ただただ感服。






ほんとにクリーニングファンの音が響くけど、

どこか、そのバックに夏の蝉しぐれが聞こえるような。

やはりレイアウトは夏がいい。





これ、1/150のNゲージ模型ジオラマですよ?

まさにあっぱれな作りこみ。

一つ一つにすべて神経と物語が通っている。



この稜線を見て、分かる人はわかるこの凄さ。

こんな自在にカットできないよね、化粧合板。

特殊カッターの威力に感嘆。



Oさん必殺技、カーブミラー。

ちゃんとカーブの先が反射で見えている。しかも凸面鏡になっている!!

これ、模型ですよ? 高さ1センチあるかないかですよ?

絶句とはこのことを言う。

すばらしい!!


恐れ多いながら、私めの車輌を入線させていただいた。


これ、空を合成したらもう、模型か何かわからん領域だよね。

まさに異次元のリアリティの模型空間。



単なるリアルさを超えてる。

超えてないのは私の車両。まだまだがんばらないと。



鉄橋通過の轟音90dbが聞こえてきそう。

樹がまた相変わらずちゃんと「生きた樹」になっている。

枝ぶりとか完璧すぎる、

あちこち着実な観察眼に基づいた繊細なウェザリングが施されているのがなんとも素晴らしい。

まさに「綺麗に汚してますねー」の世界。




武蔵野の大地をゆく、ブライダルクルーズトレインと、

至高のおもてなし通勤列車・北急電鉄新9000形。

まさに北急のフラッグシップどうしの邂逅。


その真夏の良き日に、結婚式を上げながら進む。

まさに特別車両だよねえ。

その足元の高架下の様子がまたいきいきしている。



今日の教訓。

「殺風景も風景」。

殺風景な風景も、ここまでしっかり再現されると、独特の美が生まれるなあと。

もちろん本当の殺風景さは演出上処理されてるのかもしれないけど、

でもこの風景のすばらしさ!! 感動!!

「イキイキとした殺風景」ともいうべき、リアリティの極地。

まさに至高。まさに究極。



それにつけても私のカメラの腕の無さ…。

もうちょっとずらして架線柱の碍子かわそうよ自分。




これも風景だよね。すごく見慣れた。

でも、鮮やかな再現度、


「テルマエ車」、走るパブリックバスルームカー。

これ、水着着用で入ることにすれば無問題かな?

ジオラマはここでもカラーバランスが素敵。リアリティ満点。





武蔵野の大地を駆け抜ける。


うちの車輌も、素晴らしい風景のなかに入れて、喜んでいるような。

いつもネコの毛だらけのお座敷運転で扱ってるからねえ。

車輌づくりの冥利に尽きます。


走る。ウエディングマーチのミュージックホーンを鳴らしながら。




駐車場から。


EH510「スリースター」。

新在直通新幹線用パンタグラフと、

大容量交直流パワーユニットを搭載し、

高度客車運転システムという頭脳と、

最新鋭密閉交流電動機という心臓で、

堂々とくろがねの轍を力強く踏みしめる、

クルーズトレイン「ブラウンコーストエクスプレス」の2代目正規牽引機。



汽笛一閃。

この鉄橋のウェザリングの的確さがすごい。

ただ汚しているのではなく、なぜ、どうやって汚れているのかが分かってないとできない。


木立の上にスカイラインがのぞくこのチラリズム!!

素晴らしい作りこみだからできる、風景の美しさ。



緑の中をゆく列車はいいねえ。

周りのすばらしい風景にすごく助けられてます。



この子も改善していきたいなあ。

あかまつ・あおまつペーパーバージョン。


夢同士の邂逅。

夢があるのも、現実があるから。



切通を征くオープンキッチンカーとパブリックバスルームカー。

このすばらしいコンクリートの表現!!


特別列車だもんね。


気持ちの良い直線。

気持ちいい。直線がむしろ単調どころかものすごく変化に富んでる。



高架下の作りこみも素晴らしい。

独特の静寂だけど蝉しぐれの聞こえる夏の風景。








駆け抜けるブライダルクルーズエクスプレス。

祝福あれ。



そして、記念の式典列車は駆け抜けていくのでした。



ほんとうに素晴らしい撮影の機会を与えてくれたお店と、Oさんに、末筆ながら深く感謝します。

料理も美味しかったので、ぜひまた伺いたいです。


お昼に頂いたしょうが焼き。とても美味しかった。

夕飯のカレーもおいしかったです。

この味でとてもリーズナブル。


ほんとうに素晴らしい一日でした。ただただ感謝。



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