今日は会議の準備でヘトヘトなので、工作ミスりそうなので製作記をお届けします。
まず、PICプログラミング。
複雑なプログラム書いちゃったけど、まずシンプルにPWMの制御に専念します。
1個の12F683で、1個のLEDを制御。
それを3組使います。
起動時のタイミングはメインスイッチの通電、オンで合わせることに。とてもシンプル。
おおー、そこそこ回ってる感じがするー。
というわけで、この日は終了。
ちなみにPWM制御を行うPIC3つは、カスパー・メルキオール・バルタザールと名づけました。
タイニーMAGI(mk1)の誕生です。
8月9日、まず回路車載化。
これはテスト用電源だった5V電源をボタン電池の4.5V(1.5V×3)に変更する工事。
回路にはピンコネクタでテスト電源の電気を渡していたので、そのピンコネクタにつながる電池ボックスを作ります。
これがホームセンターに行ったら、子供の夏休みの宿題用なのか、単5乾電池の電池ボックスが売られていて、サイズを勘でみてみるとボタン電池の直径と単5電池が同じぐらいな感じ。
よっしゃ、買ったれ! とボタン電池と一緒にまとめて購入。
家に帰って電池を詰めてみると、たしかに直径はぴったり。
長さ方向が長すぎるので、それをきりつぐことに。
ところが! 電池ボックスがカニ(電源車)の中に収まらない!
でもボックスのほうが楽だし、接続も安定する。
で、いろいろやって考えたのが、
内装板とボックスの床を一体にしてしまうことに。
これで高さ方向は間に合いました。
ところが、幅方向がやばい。
カニの荷物室の扉は引っ込んでいるんだけど、そこにもろ電池ボックスがアタる。
しかも、電池ボックスは壊れないように金属線で結んで切ったのを継いでいるので、その金属線もアタる。
それでも、内臓電源に切り替え。
おおー、回転灯、点いてるー!
あたりまえっちゃあたりまえなんだけど、電子工作苦手なのでドキドキです。
そして、内蔵電源モードでの試運転。
そして、深夜。
回路を作るときに、実はPICでPWM制御しているのですが、それと同時に、デジタル入力を使って、線路電源を検知して点滅をスタート・ストップさせて、スイッチで回転速度を変更させようかなと思っていたのです。
PICへの入力はフォトカプラを使おうと思ったり。
フォトカプラってのは電位差がぜんぜん違う回路でも通電を検知して信号に変えられるもの。
で、LEDテスターにつないでみると、おおー、フォトカプラ内のLEDがオンになると抵抗値がなくなる。面白い!
というわけで、PIC12F683は余分に買ってあるので、それでもう3個使ってブレッドボードジョウに回路を組んでみます。
ぬ? なんか点滅がわけわからん。
どうもおかしい。どうにもわけがわからん。
で、こりゃダメだと思っていたら。
Y技研氏いわく、「プルダウン抵抗がおかしいんじゃない?」
で、調べてみると、あれ、たしかにつなぎ方間違ってるし、抵抗も小さい気がする。
そこで、もう一回繋ぎ直す。こういう繋ぎ直しが簡単なのがブレッドボード。
で、おおっ、という感じまで行く。
ところが!
どうにも1個のPICが動作がおかしい。
で、プログラム的に問題ないはずで、回路的にも問題……ないのかなとおもったら。
出た、オープンドレインの罠。
2個のPICはちゃんと線路電流に反応してオンオフもできる。
でも、1個のPICがどうにも言うことを聞かない。
悲しい1個だけLEDが点きつづける写真。
どう考えてもわからん。
「カスパーが裏切った……」
そんな感じですよ。
どうやっても1個のLEDが明滅にならない。
もうこれを解決するのは今の私には無理です。
だって、基礎的な電子知識ないのに、オープンドレインなんか意味わかるわけないし、
時間的に限られてるのにそういう勉強してのんびりやる訳にはいかないのです。
しかも、解決したとしても、すでに抵抗器とか増えまくってて、もう電源車カニの中に収まるわけがない。
というわけで、このタイニーMAGI(mk2)は企画倒れに。
それでも、工作は続きます。
まず、回転灯の車載化は成功。
でも、帰還者だけ回転灯点いても面白くない。
後続の武装車両にもつけたい。
というわけで、チップLEDに配線し、ボンドで120度方向に並べて固め、
透明UVレジンで埋めて固定、そしてクリアレッドで塗装してパトランプ化します。
ちなみにチップLEDは溶剤含んだ接着剤をうかつにつけると死んだりするので要注意だ☆。(やっちゃったのね……)
その点木工ボンドはある程度仮止めできるし、UVレジンはチップLED埋めても侵食しないので楽。
で、チップLED3個から伸びるエナメル線を配電盤基板作って配線。
これが、うかつに井桁型に配電しようとしてハマる。だまって4列1行にすればよかったのね。
あとで気がついてやり直したりして時間をロス。
車両と車両の間はハーフピッチコネクタ4極でつなぎますが、
これ、4極のソケット作ると、しぬ。
切ってつくろうと思うと、死ぬ。どうやってもソケットが割れる。
というわけで、日和って8極にして、GNDと+の位置だけ合わせるようにします。
ちょいと不格好ですが、不格好なのをカバーするデザインをしようと。
どうせ実物がないのですから、説得力のある構築物にしてしまえばいいやと。
この模型では私がルールブックですから。はっはっは(ヒドイ)。
で、地味にひたすらハンダ付け。
温度調整ハンダごての使い方も慣れてきます。
温度切り替えつかえば効率上がりますね。
なにも急激に冷温から温度上昇させる必要もないし。
加熱しておいてもこて台で隔離しとけば無問題。いつでも使える。
で、ハンダ付けが終了します。
配線は真ん中の垂直発射機車(L車)をオスーオスにして、
前後の対空砲+レーダー車(R車)がメス、、対空砲+コントロールルーム車(C車)をメスーメスにして、
電源車は武装車側をオス、機関車側をメスにします。
なんでこんなことをするかというと、
T車 -R車(メス)-(オス)L車(オス)-(メス)C車(メス)-(オス)電源車(メス)-(オス)機関車
という編成なので、(T車ってのは10式戦車の砲塔2個積んだ車両ね)
実は、組み換えが若干できるようにしてあるという。
T車 - R車 - L車 - C車 - 電源車 - 機関車
が正規編成だけど、
T車 - C車 - 電源車 - 機関車
でもいいし、
T車 - R車 - L車 - C車 - 電源車 -(任意の機関車)
ということもできる。
まあ、あんま厳密に考えてるわけではないですが、
万が一のことがあっても、最低限の展示はできるように、冗長性? を確保しようと。
あと、別の機関車でもKATOナックル付いてれば牽引してもらえて、回転灯も点くようにと。
そんなことを考えました。
そして、配線終了、通電。
また外部電源でチェックします。
おおー、4個ちゃんとついてる。
でも、R車の回転灯の位置がちょい低すぎるかな。ちょと見えにくい。
まあ、でもこれはこれでいいかな。
でも、疲れたので内部電源に切り替えての走行試験はあとにしよう。
というわけで、寝ます。
といいながら、眠つきがうまくなくて、2月に買ったエビスビールを出して宴。
あんまりお酒飲まないので、何ヶ月も消費しきれないのです。
で、一人宴かと思ったけど、
ジョッキの隣に並ぶ工員さんたちも祝ってくれています。
かれらの努力もなければ、この工作はうまくいかないよね。
しかし!
うっかりこんな動画をYouTubeで発見。
うおおお、本物の迫力と独特の精緻さがああああ!
というか、陸自、いつの間にこんな高射特科の装備充実させてたんだろ?!
すげええええ!!
というわけで、負けてらんない! とさらなる工作を決意します。
まだまだうちのは作りが雑いので、それをリファインしようと。
どこまでできるか?
とりあえずがんばってみます。
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