JAM終わってクールダウン中。
と言いつつも、気持ちは早くも次の工作へ。
秋の職場のお祭りでの模型展示があるので。
で、考えた。
今回、未成でこれから追っかけて作るケースジオラマをやってて思った。
普通、鉄道模型は『お座敷運転』って言って、床の上に直接レール敷いて運転することが多い。
職場のお祭りでもそんな感じ。
毎年、こんなかんじで運転してるの。
回を重ねるごとに進化中。
で、風景の中で列車が走ると、すごく楽しい。
JAMでそれを思い知った。
レイアウトは凄い。本気のレイアウトを走らせると、車両の生きてる感じが凄い。
かといって、作った風景はどうしても大きくて、
運転時さえ置くだけでも大変。メンテナンスも大変。
片付けるのはもっと大変。保管はもっと大変。
じゃあ、小さく作ってしまえと。
でも、小さすぎると、これまた面白くない。
では、その小ささ・大きさの限界はどこか、と。
それを、JAMでも会った、例の雑誌常連のジオラマの達人が、
このジオラマの人ね。
「線路脇5センチじゃね?」
と言ってくれたのです。
おお! そうかも!
というわけで、方眼工作用紙でちょっとそれをみてみた。
鉄道模型ジオラマにおいて、実は車両をどう「ちらり」と見せるかがすごく大事なのね。
普通にスッキリ見え過ぎると、撮影の名所ならともかく、
実際はそんなことあんまりないので、リアリティ的に面白くない。
この両脇の建物、5~6センチの奥行きなの。
で、こんなかんじに密集させれば、アップで見るとグッとくるし、
目で追いかける列車が時々隠れるのが案外楽しい。
普通はこういうのは、レールを600mm以上の長さにしたくなるんだけど、
あえてそれをしないの。248mm長さで1ユニット。
で、両脇5センチ死守。まあ建物的にどうしても無理なのは仕方ないけど、
寸法オーバーは出来るだけしない。
あと、固定式レイアウトの場合はベースからレール面を普通嵩上げして、
レールが何かをオーバークロスで乗り越えられるようにするんだけど、
嵩上げしたら一挙にお座敷運転の気楽さがなくなるので、嵩上げしない。
めんどくさくなって運転したくなくなったら本末転倒。
1ミリのプラシートでベースにしちゃう。
地面はその上にコルクシートなり貼り付けて、その上に表現。
走行線路の鉄橋とか作りにくいけど、できるだけ嵩上げはしない。
坂作ると、長い列車が登るの大変だから。
それに普通の模型の坂ってきつい坂過ぎてリアルじゃないのね。
そこはこの1ミリのベースの厚みと、使うこのKATO線路の道床分の厚みだけで工夫する。
極端に短く小さいセクションなので、気楽に作りこんで数作れるし、
運転するときも出しやすいし、保管も運搬もしやすいかな、と思うの。
自分で248ミリ長さ、幅50+99+50のだいたい200ミリという縛りを作ることで、
作りこみも楽になるかなと。
もしこれでうまくいったら、いろんな人が簡単に作って、簡単に走らせられて、
イベントとかで、「つないでつないで運転大作戦!」がしやすいかな、と。
実際、これに似た企画でメーカーが考えたことあって製品化もしたんだけど、
5センチじゃなかったのね。もっと狭くて中途半端だった。
うちのも中途半端になるかもだけど、ちょっとやってみたいなと。
まだ工作用紙の段階だけど、とりあえず作ってみたい。
*
幅5センチマイクロジオラマ続報。
幅は犬走りも含めて6センチに。たぶん最大外寸は7センチ幅ぐらいかな。
とりあえずベースを作ってみる。
プラシートの上にレールを接着、固定して、ベースを付けた状態での脱着の試験。
つなぐと8mmの隙間ができるけど、これはあえて残してある。「なじませつなぎ」ができるように。
あと、接着時にジョイント部分に接着剤が入らないようにしてあるけど、
これはジョイントを交換できるように。そこのところだけ欠きとっても良かったかな。
脱着には問題なかったので、これでいくことにして、
その上に地面形成用に3mm厚のコルクシートを貼った。
これはダイソーの画材コーナーに売ってる。
100円分でこのセクション4ユニット分ぐらい取れそう。
プラシートもダイソーで売ってくれればいいんだけど、無理だよね…。
諦めて厚木ポストホビーで購入。
とりあえず作る風景を考えるための要素を置いてみる。
あと、久々に地面を作るので、KATOの地面づくりセットを買ってみた。
石膏がないけど、まあそれはうちにもしかしたらもともとあるかもしれぬ。
ネコが興味深そうに見ているので、「作るの手伝う?」と聞くと、
「それよりご飯くれよ!」
って怒ったのか、置いてあった寝台車の模型を蹴倒されてしまった。
ごめんよう…。(ご飯はちゃんとあげました)
信号機があるとやっぱり楽しい。光るとさらに楽しい。
踏切とかこんなかんじだよね。
レイアウト作りって、こういうところ、すごく哲学的で楽しいのね。
レイアウトって、作る人の哲学がすごく出るのね。
それが面白い。
ケータイの写真で撮って確認。あんま8mmの隙間は目立たないかな。
あと、都合これで4ミリ、スケールにして60センチの高低差が稼げたので、
少し水面とか作れるかもという望みが出来てきた。
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