2015年8月18日火曜日

更に突発! 魔改造機関車(20)夏の自作デカールまつりとえばんげりおん24話再放送。



というわけで、デカールが出来たので、貼りまくります。夏の自作デカールまつり。

(なんかヤマザキ春のパンまつりみたいだな……)


C車指揮車に工作の追加。




C車(指揮車)の片舷にマーキング。

ルーフに衛星通信データリンクアンテナ(風味)とGPSアンテナを追加。

GPSアンテナはEF210用のあまり、

データリンクアンテナはコトブキヤのガンプラなんかに使うパーツです。

車体を這っているラインは回転灯点灯用の生きた線なので、

うっかり傷つけないかヒヤヒヤものです。

でも内部に埋めてしまったらトラブったらもう完全におしまいだし……

結局、この場合、どう実装するのが一番なんでしょうね。未だ答えが出せないです。


マークソフターって凄いよねえ。

こんなルーバーの凹凸にデカールをちゃんと追従させるんだもん。

しっかりフィットしたら、保護のためにクリアを吹きます。



片舷の施工を終えたので、一旦デカール保護のクリアの養生のために作業中断です。

マーキング類を施工しましたが、やりすぎるとオモチャっぽくなるし、

かといってやらなすぎると表情に乏しいボール紙のハコのままになるので、

デカール貼りながら、

それぞれの機能のイメージを作ってさらに貼っていきます。

本当はL車、後ろから3両目は垂直発射機搭載車なので、

警告表示バリバリに行きたいところですが、そこをグッとこらえます。



といいつつ作業中にテレビでえばんげりおんが(しかも第24話)。

気分が盛り上がって派手なマークを入れてしまいそうになりますが、それも堪えます。


この機関車はEF99 901、自衛隊車籍59-9091号。

前にも書いたけど、北急の周遊列車用H級旅客専用機開発のための試験車から、

転じてATZ、領域防衛機動要塞の電化区間牽引車に。

回転灯は対空識別用のもので、上空の友軍機に所在を知らせるもの。

とはいってもなんで電化区間のみ担当のこの機関車に2つも搭載されているかは謎。

まあ、これはこれでお話とのリンクがあるんですけどね。

というわけで、いずれこのATZの話、

「鉄道自衛隊2015・レイルウェイストライカーズ」

本気で書きます。

もしよければRAILWARSに乗り入れと称して二次創作? いいのかそんなことして。


電源車カヤ99 901。86-9091号。

もと北斗星の電源車がスクラップになる寸前に譲渡され、

ATZの電源などを供給。

また編成全体の物資集積や休憩施設に荷物室が使われたりと意外と便利に使われている。

テールマークの北斗星はまだ健在。(いや模型もそうだったりする)

模型は電池ボックスを搭載し、擬似回転灯制御用PICなどを搭載。

床下機器のところにスライドスイッチがあって、

回転灯のオンオフをするようにしてあります。

このスライドスイッチが邪魔でなかなか作るのがしんどかった……。

でも他につけるところないんだよね。

ちなみに電池ボックスと回路の間にはコネクタ部分があって、

そこに外部電源5Vを接続できるようにしてあります。

展示時の電池切れの心配はないけど、その場合の走行は当然出来ません。




C車(指揮車)カヤ99 1。25-9091号。

指揮機能が集約されている車両。

多数の通信アンテナと指揮システムと、89式AW相当の対空砲を搭載。

列車司令と指揮要員たちが乗り組む、とはいっても少人数ですが。

ルーフ上に対空識別用の回転灯を搭載。

しかし、この車両、ぶっちゃけ、居住性はあんまりよくなさそうだなあ。

まあ、そういう時は前の電源車の荷物室で休憩するということに。

電源引き通しがあるので簡単に休憩用車両を増結できないのがこの列車の難点だよね。

でも、設定的には

スクラップになっちゃう北斗星の寝台車とロビーカーと食堂車つなげばいいよね。

というか、

RAIL WARSのEF82作ってる山下亮さんの

かっこいいBLACK STARの編成と併結しちゃえば無問題?

あれ、サロンカーも食堂車も色揃えてつないでるもんね。

たぶんNRSATはなかなか贅沢な人たちなんだと思う(ホントカ)。



L車。カヤ99 201。04-9091号。

複数種類の多目的誘導弾の垂直発射機を中央に搭載。

左右のルーフ内には冷却装置が搭載されるほかはおおむね空洞になっていて、

被弾時に誘爆で前後の有人車両に損害が及ばないように設計されている。


R車。カヤ99 101。79-9091号。

列車個別防空用のレーダーとその電源、そしてこの車両も89式AW相当の対空砲塔を搭載。

レーダーの視程は対空砲塔の捜索レーダーよりも遠距離の捜索を担当する。

列車個別防空用ということで、JADGEなどの防空システムのデータリンクの

支援を受けられないための自衛用の捜索レーダーとなっていて、

大規模防空戦闘ではJADGEシステムとのデータ共有によって任務に当たる設計。

やたら高性能なレーダーを搭載してもオーバースペックになりがちとの判断と、

あと、要するに予算が足りなくて、とりあえずアリモノを積んじゃったという話も。

まあ、そこは東京貨物ターミナル駅に作っちゃった陸自特別輸送教導隊(トクユ)の

整備中隊の整備長と、トクユの隊長がいろいろやってるわけですよ。

ああ、妄想がはかどって仕方がない……(嗚呼ダメSF仮想戦記脳)。

ちなみにこの車両にも対空識別用の回転灯がついてます。

もちろん対空戦闘時には消すことになってるという話。

実際はこの模型では、電源搭載してるので停車しても点きっぱなしですけどね。

ほんとは線路電流をフォトカプラで検知してPICで点灯消灯を制御しようとか、

電源車下のスイッチで回転パターン変えようとかの野望もあったんですが、

私の技術不足で今回は断念。




あ、デカール剥がれてる。やりなおし!

T車、カヤ99 901。98-9091号。

無理やり10式戦車の砲塔を背負式に搭載しちゃった無理な車両。

もちろん車両限界も軸重限界もまともに作ったら完全にオーバーしてしまうので、

あっちゃこっちゃサイズ的にも重量的にも削りまくってるという話に。

乗り組んだ乗員が中見ると愕然とするような車内になってるという。

まあ、日本で装甲列車が本格的な対戦車戦なんかするわけないからねえ。

自衛のためと、軌道妨害勢力の掃討のための車両という位置づけ。

(そういや役所って「位置づけ」ってコトバ大好きだよね)

編成の最後尾だけど、必要に応じて推進運転で走行。

こんな重たいもんを先頭にして推進運転していいのかというのはありなんだけど、

そもそもその推進運転とかの客車列車の特殊操作を

電車並みに簡単にしてしまうシステムの開発が、

この列車の機関車、EF99(EF81改)の誕生した研究目的なんですよ。

だから速度制限はあっても容易に推進運転できるんです。できるんですったら。


そういうもんがあれば、九州ブルトレもなくならずにすんだかなあ。

でも、その志は来年度東西に誕生する実車の周遊列車にも継がれると思いたいなあ。

客車って、とくに24系とかの集中電源の客車は静かで乗ってるとすごくいいんだよねえ。



この列車で推進運転するとしたら、前方監視が心配ですけどね。

運転士さんが目視できないところに列車を運転するのはまずいらしいですから。

(だからロマンスカーVSEには後方監視用のカメラが付いてるらしい。

先頭車の耳みたいになってる丸い出っ張りの中にあるのね。

後退時に誘導があっても、やっぱり見ないとダメとか。

運転台に運転士さんが後ろ見えるように開けられる窓がかならずあるのはそれらしい)



って、こんだけだらだら無駄話すれば、妄想も捗るというもの。

ぐへへ。

あり得ないことをどうやってあるようにしてしまうのかが、お話作りの醍醐味(ヒドイ。




ううむ、えばんげりおんといえば昔、ハマったなあ。

でも、あれ、結構スカスカなんだよね。中身。

中身ないのに中身があると思って飛び込んでいくから迷路になるけど、

あれって中身ありそうな単語ひたすら並べてるんだよね。

だから、多分作ってるカントクも、どうしていいかわかんなくなってると思う。

それでも儲ってるからいいんだろうけどねえ。


でも、ああいうテイストを出したアニメってあんまなかった気がした時代だから、

優れた作品だと思う。

でも、私のえばんげりおんは、実はTV版で終わってるのです。



今は、早くカントクにえばんげりおん以外の仕事ができる日が来るのを

ほんと、楽しみにしてるんですけどね。

カントク、Nゲージとか鉄道模型も好きみたいだし。

(ダミープラグとかDCCにあるもんね。私、DCC調べて発見して一人でウケてたのです)



そんな夏の夜でした。




さて、デカールの保護に吹いたクリアの乾燥完了まで休みます。

おやすみなさいませ。




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